賤ヶ岳

太郎会も7年目を迎える事になった。今年は滋賀県の歴史上で有名な賤ヶ岳から山本山迄のハイキング。
僅か標高421mの低山だが、山頂からの余呉湖、そして琵琶湖を真下に臨みながら燃えるような紅葉と落葉の
絨毯を踏みしめながら歩く里山は素晴らしかった。

賤ヶ岳から右に琵琶湖を臨みながら最奥の山本山まで
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山 域】 賤ヶ岳  ←周辺地図
【日 時】 
2006年11月25日(土)〜26日(日)
【登山方法】前夜、国民宿舎余呉湖荘宿泊
【メンバー】堀内ファミリー、今枝、蔭山、奥代、宮本そして私と女房の計10名
【天候及びコース】 曇り
余呉駅〜大岩〜賤ヶ岳古戦場
          賤ヶ岳リフト組と合流〜山本山まで縦走

今年も前日夕方5時に、東京、静岡、名古屋、三重、大阪、高知から夫々総勢10名が余呉湖荘に結集した。
その夕方迄の間、私達夫婦は、木之本近くにある紅葉で有名な鶏足寺に行ってきました。
成る程素晴らしい紅葉で、多くの観光客で賑わっていた。山全体が紅葉という感じで、真赤と黄色の
色鮮やかさに目を奪われたほどだった。
鶏足寺の紅葉 紅葉を背景に

夕方4時30分に余呉湖荘に着いたが、未だ他のメンバーは着いていなかった。まもなく全員到着。
彼らも長浜周辺を観光してきたとの事。約1年ぶりの再会。元気そうで何よりだ。
お風呂に入り寛いだ後、食事にする。お酒も入り、ワイワイガヤガヤ。
余呉湖の夕景 夕食のひと時
翌26日
賤ヶ岳古戦場まで夫々二手に別れてコースを選択。奥代、今枝、陰山、宮本、健脚組は余呉駅裏手の
登山口より余呉湖・賤ヶ岳歩道を、約6キロ。
その他は2台の車をデポしてリフト経由で古戦場に直行。時間差にして約1時間20分。合流はピッタリだった。
今日の天気は曇りのち雨の予想。しかし「4時10分まで絶対雨は降らせない!」と冗談で言ったつもりだが
結果的にその通りになった。(^^)
リフト組 健脚組と古戦場で合流
余呉湖 余呉湖を背景に

賤ヶ岳古戦場を後にして全員山本山までの賤ヶ岳・山本山歩道をハイキング。
暑くもなく寒くもなくハイキング日和である。歩く木立の中は、色鮮やかに染まった紅葉が心を奮い立たせ、
その落葉の絨毯を踏みしめる感触は心身ともに和らいでくれた。
右手に琵琶湖を、左手に秋の刈入れを終えた田園風景を望みながらのハイキングは気分爽快であった。
平坦な山道が続く。
絨毯を踏締めながら 高月町の田園風景
ドウダンツツジが真赤に色付く 雨がポツリときたがすぐ止む
賤ヶ岳から山本山まで約14キロ、古墳群を過ぎた頃より一旦下り、そしてピラミッド型の山本山に登り返す。
山本山(325m)は琵琶湖のどこから見てもすぐわかるので別名見当山とも呼ばれている。
戦国時代に山城が築かれ、山頂には土塁と屈切の跡に古城の姿をとどめていた。
琵琶湖と小島は竹生島 全員完歩達成!
山本山から宇賀神社に下山。急な下りであった。宇賀神社境内は銀杏の絨毯が敷きつめられており、
今回の山旅に色を添えてくれているようであった。
この後、己高庵で入浴後、夫々来年の再会を約束して解散となる。
銀杏の絨毯 境内の階段を下りここで終点
宇賀神社 山本山を振返る



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