雪を求めて観音峰


今年に入り3週連続山に入っているが、近場の低山ばかり。しかも雪がないので少し退屈していた。暖冬の影響だよな〜。
しかし、急に寒波が入りやっと待望の雪が期待できる日がきた。いつまで続くか分からぬこの寒冷前線。
早速、以前から雪の季節で女房でも簡単に行け日帰りできるのは観音峰しかないと思っていたので、そこに決めた。高見山だと多分人も多いので少し敬遠。
山 名】 大峰山脈 、観音峰←周辺地図
【日 時】 
2007年2月3日(土)
【登山方法】日帰り
【メンバー】女房と二人
【天候及びコースタイム】晴れ
    10:20出発16:00下山 ゆっくりペース
観音峰展望台

自宅から大峰までは遠い。早朝早起きして車で出発。途中天川川合を左折し洞川に向かう上り坂で路面凍結によりチェーン規制の看板。安全を期してチェーン装着。約15分のロスタイム。横をノーマルタイヤの車が通過するが、流石に登りでストップ。狭い道路に道を塞いだ為、運転手は冷や汗を掻きながら何とか路肩に移動。自分達でなくて良かった〜(^^)
トンネルを通過すると右側に立派なパーキングがある。既に10台程の車が駐車されていた。
何やかやと準備する内に出発の時間が10時20分となっていた。予定から1時間の遅れ。まあ〜ゆっくり行こうや〜!
設備の整った無料パーキング 吊橋を渡ると観音峰登山口又はミタライ渓谷へ
昨日降った雪が白く輝いていた。つい先週まで全然無かったようだ。全国各地温暖化の影響で雪不足に経済影響を及ぼしている。やはり冬は雪が恋しいな〜(^^)
一応冬山装備一式(アイゼン、ワカン)は持参した。今日は全国的に晴れマーク。登り始めると暑くなってきた。冬上着を脱ぎ春山登山着で丁度良い。前を歩く親子ずれの子供達も雪と戯れ喜んで登っていた。
地下水が湧き出る観音の水 一応ワカンも持参したが・・・・・
やがて弥山、八経ヶ岳の峰々が見えてきた もう少し樹氷が出来たらな〜!

やがて約1時間程で観音平に到着。東屋もあり良い休憩場所であった。南北朝の頃、護良親王(もりながしんのう)が隠凄された地と伝えられている。
観音平に到着 立派な東屋も建っていた

これより約30分急な登りになる。日陰の箇所になると凍結も多くなった。女房がアイゼンを装着。前に着けた事あるのだが忘れたらしい。全て私がやってしまうと中々覚えないので口で指導。でも内心イライラした(^ ^ゞ ポリポリ
私は着けずにもう少し行けるところまで行こう。ズルズル滑る箇所も多くなったが、結果的に最後まで装着せず。
やっと観音峰展望台についた。360度の大パノラマが展開していた。
観音峰展望台より360度の大パノラマの一部、東側に見える大峰の主峰
観音峰展望台 稲村ヶ岳とバリゴヤノ頭

展望台で景色を眺めながら食事と思ったが、折角なので観音峰のピークを踏むことにした。約30分。
前山を登りその裏側に観音峰のピークがある。見晴らしは良くないが新雪の中で静かな食事が出来た。
いつもの定番、ラーメンにお寿司。今日は節分、途中のコンビニで買った太巻の寿司を北北西に向かってまるかじり〜(^^)
気温も上昇し樹木についた雪が風に吹かれて時折落ちてくる〜。真っ青に晴渡ったピーカン状態。
具を入れた暖かい特製ラーメンが実に美味かった!
観音峰ピーク 特製ラーメン
食後のコーヒ 雪景色を堪能しながら

約1時間、ゆっくり雪景色を堪能しながら食事と休憩。その後14時に下山する。
下山の所用時間は約2時間で降りられが、一気に降りるのも勿体無いので、景色を楽しみながらのんびり下った。
登りと違う新たな景色が発見できた。
また、凍結部分が随所に残っているので、アイゼンを着けず下った私は何度も滑りかけた。女房はアイゼンに絡まった団子状態の雪を払いのけるのに何度もストックで突いていた。(^^)
ワカンを穿いて雪上歩行訓練とも考えたが、帰宅時間も遅くなるし、また帰りの路面凍結の心配もあったので止めた。
駐車場に16時丁度下山到着。未だ数台車が残っていた。洞川温泉に入らずそのまま帰宅。
今日は素晴らしい天気に恵まれて楽しい一日であった。



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