オーストラリア、シドニーの旅、その2


7月14日

ブルー・マウンテンズ

シドニーから西へ約110キロ、標高1000m前後の山が連なるブルー・マウンテンズ地区。全体の80%が国立公園になっている。車で約1時間30分かかるので、ホテル出発が7時30分となった。
多分現地では寒かろうと思われ(標高1000mあるので)、ある程度の防寒対策はしたつもり。
ツアーバスはビル街を抜け、ひたすら広い道路を西に走る。途中2000年に行なわれたシドニーオリンピック会場を右に見え、ブルー・マウンテンズまで鉄道に沿って道が続く。この間、工場らしきものは全くなし。車も日本車が圧倒的に多く、値段が高いが故障が少なく燃費も良いので、今尚人気が高いとか。
現地に9時15分到着。晴れ、体感気温約6〜7℃、風少し強し。車から降りるとまず寒さを感じた。ジャケットの下にセーターを着込み、それで丁度良い。手袋をしている観光客も何人かいた。
真っ青な空に、ブルーに染まった高原景色が一面に拡がっていた。この山全体がユーカリの木々で覆われ、その木から発散される油分が光に反射して青く霞んで見えるとか。今回ラッキーにも全ての条件を満たし、大満足であった。中には霧で全く見えない日もあるらしい。

ブルー・マウンテンズ全体 スリー・シスターズの奇岩

3大アトラクションの体験

シィーニック・レールウェイ:最大傾斜52度を207mの標高差を結ぶ世界一急勾配のトロッコ列車。かつては
                  石炭を運搬していたそうな。

真っ逆さに(最大傾斜52度)に降りていく感じ。
手で支えないと怖い
降りたところから上を見上げるその角度
ユーカリの森林浴を浴びながら次のポイントまで移動 油分を発散する事で木がねじれ、頭皮が
剥げ落ちていくユーカリの最後

シィーニック・ケーブルウェイ:ジャスミン渓谷を545m昇る84人乗り大型ロープウェー
真横から見た傾斜角度 上から見た景色

シィーニック・スカイウェー:床の一部がガラス張になっている。峡谷から高さ270m上空を渡る。
ガラスの一部が面格子にされ、外気を入れる工夫を ガラス張にして、下の様子をリアルに見る工夫を

時間が経つのを忘れ、出発元のギャラリアに帰っててきたのが午後1時30分。近くのショップで軽食を食べた後、再度ギャラリアでショッピング。どうも円安の影響か、全体的に高めだった。
このショッピングに時間を掛けすぎ、オーストラリアの綺麗な海と白い砂浜を見る時間がなかったのが残念だった。
公園では、地元の学生達が踊りを披露 港に近いのか、ハトに代わりユリカモメがいっぱい

ディナークルーズ&ショー

夕方7時にディナークルーズへホテル出発。シドニーの夜景を見ながら食事とショーを楽しむ。シドニーの夜景は事の他美しいと云われる(世界三大美港の一つ)。綺麗な夜景を演出する為にビル街の照明を11時頃まで点灯し、その費用を観光業者全体で税金を負担(約30%)し、街全体が協力体制になっているとガイドから聞く。やはり日頃からこういった行政が行き届いているからこそだと思う。
出航はキングストリーフワーフを7時30分〜10時まで。夜景もさることながら食事も美味しかった。またショーも楽しめた。

この船に乗船 ショーの前に食事
夜景を見ながら食事 ショーが始まる。(以後、撮影禁止)

7月15日 帰国日

グレート・バリア・リーフ
あっという間の滞在日数であった。帰国前にもう一度メトロ・モノレールに乗ってシティーを一周。静かな朝の街の様子だった。あそこも、ここも行ってないと・・・・・・。
シドニーを発って約2時間、窓の外を眺めるとあの世界遺産のグレート・バリア・リーフが見えた。
美しい海と珊瑚礁に囲まれた島々-が点在するグレート・バリア・リーフ。全長2012Kmにも及ぶ世界最大の珊瑚礁。もちろん、現在でも成長は続いている。
個人的にはこれで3度目、いつ見ても美しい。何度でも来たくなる国、オーストラリア。それが自然を大切にする国が持っている真の魅力なのかも知れない。

点々と続く珊瑚礁の塊 高度20000フィートからでもハッキリ見える。




ホームに戻る