晩秋の陣馬山

11月30日、紅葉も終わりかなと思いきや、まだまだ山は紅葉に彩られていた。
今回の山行は、我が大学のワンゲル部で永年続けられていたWSV太郎会が新入部員不在となり、4年後自然休部のまま年月が流れ、OB達の年齢も67歳を最長老に29歳に到る幅広い層があっただけに、その伝統を残したいとOB達が立ち上がった。
その再結集するのに出来るだけ仲間が集まりやすい場所にとここ陣馬山に白羽の矢が当たった。
大阪から来た私は前日近くの相模湖で宿泊し、仲間と夜遅くまで歓談。
当日、17名のOB達が集まり、雲ひとつ無い快晴のもと一同紅葉を楽しみながら、より一層の親睦と結束感を深める。
そして、麓の温泉で汗を流し、集会後また来年のこの時期に再会を約し、場所を変えながら継続する事を誓い合った。
日時:2008年11月30日
場所:陣馬山(じんばさん)
    東京都八王子と神奈川県相模原の県境にある標高855mの山。
カシミールで見た山岳展望図(画像クリックで拡大)
秋晴れの快晴のもと、久し振りの懐かしい顔に一同学生気分に戻る。陣馬山登山口から登り始め、今日の全行程は約8キロとやや少な目の距離だけに、ワイワイガヤガヤと話が弾む。

落ち葉の絨毯を踏みしめながら軽快な足取りが続く。余り一気に登るのも勿体無いので適度なところで小休止。卒業してから早や数十年、日頃スポーツを続けているのか、誰も疲れた様子は見せず。寧ろ紅葉を楽しむようだった。(^^)

陣馬山へ0、7KMの標識を過ぎた頃から木立の間から白く輝く富士の山が見える。余りにも美しい形に暫し休憩が増える(^^)
昨日来京する時、新幹線の三島通過の時は雲で覆われていた。多分山頂は雪かも知れぬと思っていたが、やはり昨夜の新雪だろう。

山頂は広く、憩いの場所となっていた。ハイキングや家族連れなど多くの人が360度の山頂からの展望を楽しんでいた。ここで記念撮影と昼食を摂る。売店では軽食やビールも販売。さながら手ぶらOKの山だった(^^)

下山は奈良子峠経由で。そして陣渓園で入浴と獅子鍋を囲む。風呂に浸かりながら窓に広がる見事な紅葉に至福のひとときを味わう。
また来年は場所を変えてこの太郎会の継続を誓い、解散となる。


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