ソウル一泊二日の旅

マイレージで貯まったポイント(往復航空運賃無料)で、土日を利用してソウルに一泊二日の観光をしてきました。
テレビやその他報道で見ていた国だが、やはり実際に訪れた首都ソウルは近代的な街で活気があった。食べ物も美味しく、口に合った。
短い時間であったが、観光と食べ物を主体にした旅はそれなりに楽しかった。
日時:2008年3月29〜30日
天候:雨のち曇り
気温:12度
観光:インチョン空港〜ホテル〜ミヨンドン〜市内観光

関空を9:25に出発し、インチョン空港に11:25到着。あっという間であった。それでも簡単な機内食も出たからやはり国際線なんだな〜(^^)
大阪は晴れだったが現地は雨。このインチョン(仁川)国際空港はヨンジョンドという島にあり、ソウル市内から約100キロ離れている。2001年に開港された空港でアジアのハブ空港になり、今や世界の空港への乗り継ぎ地点となり、多くの人や物流も移動し、もう関空とは比較にならないくらいになった。
予め送迎予約を取っていたのでホテルまでスムーズに移動できた。
インチョン空港(公式ページより転載) 空港ロビー バス乗り場

ホテルまで約1時間少々だが、途中土産物店や他のホテルへの送迎につき合わされ着いたのが3時過ぎになってしまった。ホテルも予め予約は入れ、新築ホテルなのでビジネスクラスでも中々快適であった。バスルームはないがシャワールームがあるので何ら不便はなかった。早速外で食事と云っても時間が中途半端なので、ガイド本よりホテル近くの「味加本」という店に入る。味は大変良かった。日本のお粥より少し水加減が少なく、少し濃厚な味がして美味しかった。また小皿に半熟卵や多種類の惣菜がついていて、それとの食べ合わせが程よくお粥の味を引き立てていた。値段も手頃なのでとても気に入った。胃の負担も少なくダイエット食に持って来いの食べ物と思った。

イビス・アンバサダーミョンドン アワビ粥。コク深い味がして胃の負担も少ない 多種類の付き出しがうれしいね〜(^^)

食後、ミョンドンの街を散策してみた。南大門路にはロッテ百貨店がある。その大きな道路を渡るには地下街を通るのだ。地下街には沢山の店が並んでいた。その地下街からもロッテ百貨店に行ける。入ってみた。日本と変わらぬ風景であった。
ロッテ免税店もある。グッチ、ヘルメス、ルイビトン、コーチ等のブランド店が並んでいた。今、ドル安円高のせいなのか大変な人混みであった。家内もバッグを買ってみた。後に日本で同じ物と比べて間違いなく安かった。この百貨店に買い物に来ている人は若者が多いように感じた。それは全く日本と変わらぬ雰囲気だった。
地下街 ロッテ百貨店 ロッテ免税店


百貨店から再度若者が多く集まる繁華街を散策してみた。雨にも拘らず多くの若者が歩いていた。少し歩き疲れたのでファーストフード店に入る。味も店の雰囲気も、日本と全く変わらなかった。
少し通りを変えると靴、アクセサリー、などの商店街が並んでいた。軒先に並べられた靴を雨よけ用のビニールを掛けられていたが雨が吹き込んで濡れていた。土産用の小物を物色していた時誤って水溜りに落としてしまった。店員は、何事も無かったような素振りで物を拾い、少し水を払い、そのまま吊るし直した。靴もしかり。多少濡れていてもお構いなし。
家内の旅行靴が少し痛んだので新しい靴に買い求めた。通路店でなく店構えの立派な店にした。新品の靴で少々高めだったが履き易いのでそれを購入。店を出てから30m程行った所で少々大きいと言うので店に引返した。ダメ元で取替えてくれるように言うと簡単にOKが出た。日本では考えられない(^^)。その返した靴を店員は布で拭き取りそのまま陳列棚に並べた・・・・(_)パチクリ
ミョンドン繁華街 ファーストフードの二階で一休み 靴屋の隣が食べ物屋


そろそろ腹もすいてきたので、ガイドに貰ったサービス券で焼肉屋に行く事にした。料金もリーズナブルで生ビール一杯がサービス。しかも味が良いと言うのを信用して。
ヤンニョカルビ(味つきカルビ)を頼む。生ビールは薄口だがまずまずの味だった。
焼肉も種類が豊富なので、予め一番美味しいのを選択していたのを頼んだ。
確かに味は美味しいと思った。日本人向けに調理している可能性大と思う。野菜も豊富に出た。
ヤンニョカルビ(味つきカルビ) 付き出しの品 サンチュという葉菜に包んで食べる


翌朝、ホテルで朝食を食べ、暫く近くを散歩。気温12℃くらいで気持ち良かった。その後,、半日市内観光(石焼ビビンバの昼食付)に参加。
最初に訪れたのが、キョンボックン(景福宮)。1394年に建てられた王宮だが、その後戦争などで焼失したがその後復元、補修され今も続けられている。1443年にここでハングル文字を創り出されたとも言われる千秋殿もある。また「チャングルの誓い」で見ていた王宮内の様子が思い出され、当時を想像しながら大変興味深かった。
そして同じ敷地内にある国立民族博物館で韓国の歴史や文化を学んできた。
19階レストランからの眺望 キョンボックン(景福宮) 千秋殿(ハングル文字を創り出した所)
王様の食事部屋 慶会楼(1万ウォンの図柄になっている) 韓国式結婚式


そして次は朝鮮の貴族達が住んでいた屋敷に案内された。夫々屋敷を一箇所に集め復元されたのだった。
昔の面影を残し、オンドルで暖を取った部屋、各屋敷ごとに家宝として保存された料理の秘蔵タレ壺、そして
丁度ラッキーにも韓国の結婚式が取り行われようとしている準備の様子を見る事ができた。
オンドルの煙突 家宝とされた料理秘蔵タレ壺 本物の結婚式に出席する家族


昼食は石焼ビビンバ。日本人観光客がよく訪れるのか日本語で書いていた。
本場ビビンバの味は美味しかった。熱くなった鉄瓶にご飯と卵、そして具を一緒に、ややおこげが出来るくらい
よくかき混ぜる。非常に香ばしい味わいがした。日本で食べるビビンバと少し違っていた。
そしてホテルに荷物を取って、すぐタクシーでインチョン空港に飛ばす。広い道路を時速142キロ飛ばすので
少し怖かった。そのお陰で40分位で着いたので帰りの飛行機出発時間まで十分余裕が出来た。
土産も空港内で買い物し、僅か1時間40分で関空に到着した。
短い滞在だったがやはり異国の地、文化も習慣も違う近くて遠い国が益々近くなったと感じた。
本場ビビンバの味、美味しかった ナビ、携帯電話、スピード感知機などフル装備 空港ショッピング


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