2005年、六甲全山縦走

今年で囲炉裏としてこの縦走大会に参加して早や10年、振り返ってみればアット云う間の年月でした。
いろんな事もありましたが、やはり楽しい充実した事の方が多かったです。途中3年前、大会2ヶ月前に北アルプス下山時に不覚にも捻挫。無念の連続記録も中断し、サポート隊で活躍。その翌年からまた復活し、数えて9回目の出場であった。
【山 名】六甲全山縦走コース(須磨浦公園−宝塚間。六甲山最高峰ほか)
【山 域】六甲山地

【開催日】2005年11月13日(日)
【天 候】晴れ
【全距離数
56キロ  歩いた縦走イメージマップです
【コース 】須磨浦公園〜妙法寺小学校〜菊水山(CP)〜大龍寺〜市が原〜摩耶山(CP)〜ゴルフ場
〜凌雲台〜一軒茶屋〜東六甲縦走路分岐点(CP)〜塩尾寺〜宝塚 *(CP)はチェックポイントです
【 大会総参加者】約2,000名 (安全、円滑な運営の為人数を制限)
【縦走隊28名中、26名完走】 その名前及び完走タイムはこちらをご覧下さい。
【サポート隊】 
 10名+(応援)13名
今年の参加者達の列の並びは早かった。5時受付スタートに4時過ぎに何と長蛇の列。後方であった。
何ともまあ〜!(_)パチクリ
これだと、受付から出発するまで大幅にタイムロスがでそうだな〜。
案の定、全員で集合写真を済ませスタート切ったのが5時20分になってしまった。
スタート待ちする女性縦走隊 5時より受付開始 5時19分、スタート時の集合写真
今年は天気が良いのか、朝は冷え込んでいた。真っ暗な階段を次々に登っていく。誰も会話もなく黙々と長蛇の列が・・・・。
囲炉裏の仲間達もバラバラになってしまったのか、何処に誰がいるのかわからない。しかし、何人か確認とれたが、皆ハイテンションの為か急ぎ足で私から遠ざかってしまう。まあ〜良いか!慌てる事もないし、マイペースで行こう!
高倉台の時は、とこさんと一緒になった。彼女は初参加であるが、健脚だ。いずれ先に行く事になると思うが、暫く同行。
6時30分、須磨アルプスに近づく。今年は素晴らしいご来光が望めるぞ!大阪湾の方向から朝日が昇ってきた。
見事なご来光であった。
高倉台の階段を登る、とこさん 6時36分、ご来光 須磨アルプス
妙法寺小学校前で、たろうさんとモリボウさん、とこさんと合流。しかし、彼らとも暫くの間だけだった。
やがて、高取神社の登りとなり、神社前の店でバナナを50円で購入。
椅子に座り食べていると、やすさんが通過。私の後ろにのぶさん、きょろさん達がいるかも?
ここのトイレが綺麗に新装されていた。
また、朝の参拝者とも数人すれ違う。毎日の日課となっているのでしょうか?
モリボウさん、たろうさん、とこさん 高取神社通過 神社前の売店でバナナ購入(50円)
これより鵯越までの住宅街を歩く。結構疲れる場所だ。やがて鵯越駅の公園で腹ごしらえと靴下の履き替えをする。足のケアーを充分に施しておかないと、後半の靴ヅレや脚攣り予防の為にも。
この間、多分最後尾役ののぶさんに追い越されたと思う。これ以後誰も囲炉裏のメンバーと出会う事がなかった。
さあ〜これから第一関門の菊水山だ。幸いと云った方が良いのか、渋滞で充分休み休みの登りになった。
菊水山チェックポイント9:38分通過。2〜3分の休息にした。
鵯越駅 紅葉の菊水山の登り 菊水山山頂でチェックポイント
菊水山から下るとやがて鍋蓋山の登り。この辺りで疲れが増してくる。何とか無理せずマイペースを保つ。
大龍寺で囲炉裏サポート隊のしんさん、えりさん、もきちさんの温かい差し入れを受ける。昨年に引き続いてサポート隊長を務めてくれたしんさんには本当に頭が下がる。
毎年、多くの囲炉裏の縦走隊が一番有難いと感じるサポート地点。本当に有難い事だ。m(__)m
この段階で、少し出発が遅れた(6時30分発)こごせさんが最後尾でその前に私と判明。
地元サンテレビがこの縦走の様子をテレビで撮っていた。
サポート隊に充分なる精気を授かり、次なる関門の麻耶山の天狗道をまっしぐら。
天王吊橋を渡れば、鍋蓋山に入る。 大龍寺でのサポーター隊の差入れ 市ヶ原の紅葉
やがて本日の一番の難所、天狗道の登り。ここを通過すれば掬星台のホットレモンが飲める。そして縦走も大体達成のめどが立つ。
将に正念場の箇所だ。マイペースで歩けば良いのだ。でも今日は大勢のハイカーやシルバー登山者達と合流し、渋滞に次ぐ渋滞に巻き込まれてしまった。
寧ろ却って良かったかも?全然疲れる事なく、渋滞を利用して休む事が多かった。
掬星台で軽めの食事。ホットレモンも2〜3杯お代わりする。
掬星台、チェックポイント ボランティアのホットレモンサービス
これより、ゴロニー坂、六甲山ホテルを通過。それと郵便局前で甘酒を頂く。私はここの甘酒を一番楽しみにしていた。実に美味しく、疲れが取れる。
今年も間に合った。2杯頂戴する。身体に一層精気が甦ってきた〜\(^o^)/
さらに、記念碑台の処で、知人の平井さんと遭遇しビックリした。またその先に囲炉裏の旗が見え、何とひいちゃんとひげQさんが我々縦走隊に差し入れと激励を受けたのだ。
寒い中、2〜3時間、通過者を待ってくれていたのだ。有難い事だ。m(__)m
この勢いを貰い、一気加勢に宝塚までまっしぐら。
大平山から日没のためヘッ電を点灯し、宝塚の夜景を楽しみながらゴールを目指す。
16時30分ゴール!\(^o^)/
囲炉裏の仲間達の祝福を受ける。
ひいちゃん、ひげQさんの激励 宝塚ゴール サポート隊長への感謝状
今年もサポート隊のみならず多くの応援団も駆けつけて頂き、盛大な完走祝賀会も行って頂きました。
何が嬉しいかというと、宝塚で待ってくれている仲間がいるという事だと思います。
速い人も遅い人も人それぞれ喜びは皆同じ。その喜びを発散させる場があるのは素晴らしい事。
全員で喜んで貰えるのが最高!感激もひとしお。

こうして10年間、毎年のように参加させて頂いても感激は変わりませんでした。
仲間と歩く縦走、仲間と分かち合う喜び、これは受け継がれていかなくてはなりません。
今年もサポート隊に本当にお世話になりました。有難う御座いますm(__)m

また来年も縦走大会が行われます。
今度は今までと少し違う形に変身するかも知れませんが、この仲間の待つ縦走は囲炉裏の伝統。
これがある限り囲炉裏は不滅です。
どうも有難う御座いましたm(__)m

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