1月早々の連休を利用して、フリープランツアーのハワイ島に旅してきた。過去2回(オアフ島とカウアイ島)観光した事あるが、ハワイ島は初めてだった。 ハワイ諸島には8つの島があり、その中でもハワイ島が一番大きく、四国の半分の面積がある。別名「ビッグ・アイランド」と呼ばれ、4000m級の山が二つある。今なお火山活動している自然たっぷりの魅力的な島だ。下界では常夏の気温でも、山頂は氷点下近く。その4000m級の山頂から、迫力たっぷりの夕日と満天の星空は最高だった。今回の主たる目的もこれ見たさだった。 島に僅か3日間の滞在だったが、十分満足できる旅となった。 |
マウナ・ケア(4205m)山頂天文台でのサンセット眺望 2016/01/09 6:07pm |
日程 | 2016年 | 1月8日〜12日 |
1月8日(金) | 関空21:25発(HA−0450)〜ホノルル着09:30 12:56発(HA-0148)〜コナ(ハワイ島)着13:43 | |
1月9日(土) | <1日で巡る♪>デラックス★世界遺産キラウエア火山&マウナケア星空ツアーに参加 | |
1月10日(日) | 終日自由行動 | |
1月11日(月) | コナ発10:00(HA−0119)〜ホノルル着10:44 ホノルル発14:00(HA−0449)〜 | |
1月12日(火) | 関空着19:25 |
1月8日(1日目) | |
関空よりホノルル経由ハワイ島コナへ | |
出発が夜だったので、仕事を終えてから関空に十分間に合った。行きは約6時間30分、機内座席の新作映画を2〜3本見れば到着だ。 ホノルルで国内線に乗継。米国への入国審査で家内がまたもや手間取る。指紋採取が出来ないのだ。化粧クリームなどついた手をウェットティシューで拭き取ったらしいのだが、十分ではなかった。両手に油落としの液を掛けられ、十分擦れと指図される。ニューヨークの時もそうだった。その時は別室に入れられ、難儀した事あった。但し今回はその場の処置で事無きを得たが・・・・。トイレの水で充分洗い落とさないとダメだ!ヨーロッパでは指紋採取の義務付けがないが、米国はある。結構厳しい。 ホノルルからハワイ島コナまで約40分。ここで現地係りの人が出迎えてくれ、ホテルまで直行。15時にチェックイン。夕食も含めコナの町を散策。ホテルは何かと利便性が良いキング・カメハメハ・コナ・ビーチホテルを選んでいた。大正解だった。 |
ローカルなコナ空港 | 買物やビーチに利便性が良いホテル | ホテルの部屋 |
カイルア・コナの海岸通り | フリヘエ宮殿 | コンパクトな町並み |
レストランで夕食 | ボリューム満点のサンドイッチ | コナの夕景 |
1月9日(2日目) | |
世界遺産キラウエア火山&マウナケア星空ツアー | |
早朝7時30分、ホテルロビーに迎えのツアーバスが到着。約10人程乗っていた。次々とホテル経由のピックアップで総勢23名となった(但しツアー内容で二手に分かれる)。予めインターネットで予約を取っていた。今日は一日、キラウエア火山とマウナケア山頂からサンセットを見て、その後、2800mの所で満天の星空を見るのだ。天気も心配だが、これも運次第。幸運を祈る! コナからヒロに2時間3半移動し(途中昼食を挟む)、ヒロから1時間の道程になる。現在も活発な活火山として有名で、溶岩も噴き出している。 現在、火口周辺は立入禁止で、ビジターセンターからの遠望となる。周囲12キロのカルデラ底から噴煙が上がる。 |
モンキーポッドの大樹(ヒロにて) | レインボー滝(薄っすらと虹が見える) | 溶岩トンネル |
巨大な噴火口 | 左の拡大写真 | 噴火した瞬間(ビジターセンターより) |
キラウエア火口からマウナ・ケアに行くには、一度ヒロに戻り、ルート200を途中まで引き返す事になる。そして一度2800mのビジターセンターで、夕食(弁当)を兼ねた高度に対する身体作りを行う。一気に4000mまで車で登ると高山病になり、頭痛や吐き気で大変な事になる。約1時間の休息の後、再出発。2800mでも気温が下がるが、4000mともなれば、山頂は氷点下かも。冬場は冠雪の為、中止になる事もある。今年は暖冬の為、積雪情報なし。ツアー会社の防寒具で身を包み、自分として過去最高の標高を経験する。楽しみだ!いざ出発! 山頂まで約30分、ガタガタ道を抜けると山頂付近は舗装されていた。各国の天文台が点在し、日本の円柱形の天文台(すばる)もあった。標高4200mの山頂は広々していた。まるで天文台銀座だ。多くの車が分散しながら駐車していた。しかし、本来のマウナ・ケア山(4205m)は少し離れた場所にポツンとあった。風が強い!寒い!歩くとフラフラする!小刻みに水分補給して、深呼吸を繰り返す。手がかじかむ。これが4200mの体感なのだ。 6時のサンセットまで約15分の時間待ち。雲海が一面に広がり、感動的な景色に心が揺さぶられた。真っ赤に染まった太陽。静かに沈んで行く様子を、ひたすらカメラで追い続けていた。 その後、2800mまで高度を下げ、そこで星空を望遠鏡と肉眼で観賞する。夜空いっぱいキラキラ輝く満天の星が今にも落ちてきそうな感じだった。こんな素晴らしい天体ショーを今まで見た事がない。これも感動的だった。ツアーの運転手さんがレーザー光線を当てながら星座の説明を聞くと、天体がこんなに魅力的で素晴らしいものだと再認識させられた。星座に交じって人工衛星が幾度となく強い光を放ちながら動く様子も。今、地球上の廻りを5000個を越える衛星があるらしい。 |
標高2800mにあるオニズカ・ビジターセンター で一度下車。 |
我々が乗った車。6名が乗車 | 山頂天文台、最上部で駐車(4200m) 17:41 |
左端の円柱形が日本の国立天文台 | 左の画像を拡大 | 17:49 |
17:50 | 17:59 | 18:05 |
18:07 | ネットより転載 | ネットより転載 |
1月10日(3日目) | |
終日、休息日 | |
今日は1日、安息日。9時過ぎにホテルのレストランで朝食。レストランはビーチ沿いなので、朝から海水浴を楽しんでいる人達を見ながらの食事となった。1月でもハワイは常夏。早朝からでも泳げる。湿度が低いので、サラッとした空気が気持良い。 午前中は散歩がてら、近場のショッピングセンターに買物。 午後から、我々も一応水着は持参していたので、軽く海水浴。水は少し冷たく感じたが、身体を浸すと全然気にならなかった。大勢の人達も水際で遊んだり、日光浴や寝そべって読書するなど、思い思いの休息を楽しんでいた。 夕方から土産物を物色し、パブレストランで夕食。ビールが旨かった。1日が、あっと云う間に過ぎる。 |
ホテルのレストランで朝食 9:20 | のんびりした静かな町 | 町のランドマーク、「モクアイカウア教会」 |
サンセットに定評があるカイルア・コナ海岸 |
浜辺で寛ぐ | 後方が宿泊ホテル | パブレストランで夕食 |
1月11日(4日目) | |
帰国日 | |
今日は帰国日。優雅に過ごす日程余裕はなかった。ホテルに8時5分の迎えの車。束の間のハワイ島もお別れだ。何やら後ろ髪を引かれる思いもあったが、また機会があったら来るとしよう。 コナ空港はローカルな空港だけに、搭乗手続きに少し手間取った。eチケットを出したものの、コナ〜ホノルル間のチケットのみ。おまけに座席も空欄。出国ゲートで再度受取るが、席もバラバラ。ホノルル空港で国際線に乗り継ぐ時も、ホノルル〜関空間のチケットを出国ゲートで受取る事に。今までこんな経験した事ないので、少し不安だった。荷物は意外と簡単で、関空までスルー。(同じハワイアン航空なので、ホノルルで国内線から国際線へのピックアップは不要) もしコナ空港で、搭乗手続きを自分で機械入力した方が良かったかも。一括発券された他の人を見て分った。窓口カウンターのコンピューターが一括手続機能が故障か又は完備されていないのが要因か?。更にホノルル〜関空間の座席も家内とバラバラ。仕方なく搭乗ゲートの係りの人に頼んで、並びで再発券して貰った。満席の所を!ヤレヤレだ。帰りの飛行時間が10時間30分だった事を思うと・・・・・。 |
この搭乗ゲートで仮チケットから 本チケットに差替え |
小さな空港だけに、ゲートを出たら飛行機が 目の前に。記念撮影する人達もあり。 |
ホノルルで国際線に乗継 |
1月12日(5日目) | |
関空到着19:25 | |
ホノルルを14:00出発したHA−0449機は、日付変更線を通過して日本時間の19:25に関空に到着。フライト時間約10時間30分。 行きと帰りの差が何と4時間あった。しかし、ハワイを朝出発し、日本に夜着いたので、感覚的に生活リズムが変らないから、時差ボケが殆どなかった点は楽だった。 荷物も無事到着していたので、安心して家路に帰る。 |
ホノルル搭乗ゲート | 家内が、このゲートの人に頼んで 並び席に変えて貰った |
フライト時間10時間30分、結構長かった |