美しき中欧の旅、 ブダペスト、ウィーン、プラハ

チェスキー・クルムロフ(ボヘミヤ地方)。中世そのままの街並みは1992年に世界遺産として登録される。3枚の合成写真。


この3カ国には世界遺産がびっしり入っており、音楽鑑賞もその超一流の場所に組み込まれ、更に食事には生演奏付きとなれば、最早「てんこ盛り中欧の旅」を大満喫できた旅となった。また良く気がつく添乗員さんやツアー仲間も素晴らしい人達ばかりで、旅の良さを一層盛り上げてくれた事は云うまでもない。

日程表
2006/5/2 関空11:45〜ロンドン(乗継)〜ブタペスト 飛行時間12h+3h 時差8時間 ホテル着23時40分
5/3 (ハンガリー)ブタペスト滞在 世界遺産ドナウ河岸・ブタ城地区見学  (ブタペスト泊)
5/4 ブタペスト〜ドナウベント地方〜ウィーンへ センテンドレ・エステルゴム観光と世界遺産ベネディクト会修道院へ    (ウィーン泊)                
5/5 ウィーン滞在 世界遺産シェーンブルーン宮殿と世界遺産ウィーン旧市街観光        (ウィーン泊)
5/6 ウィーン〜プラハ 世界遺産チェスキー・クルムロフ歴史地区観光 (プラハ泊)
5/7 プラハ滞在 世界遺産プラハ歴史地区観光     (プラハ泊)
5/8 プラハ発〜ロンドン乗継〜帰国の途へ ロンドン・ヒースロー空港待ち時間約6時間
5/9 関空着16:00


 ブタペスト編

関空を出発し約12時間機中で時間潰し。幸いロンドン行きJL421便には各座席にテレビモニターが付いていた。
昨今各航空会社の経営悪化の影響でテレビモニターが無くなりつつあるが、やはりロンドン行きはドル箱路線か?
満席だった。最新の映画ビデオが14本、これを4本見ている内にロンドン、ヒースロー空港に到着。
全然退屈せず着いた感じだった。更にラッキーにも前に座席が無かったから足元は広く、ゆったり気分であった。
ヒースロー空港はかなり広く、乗継にはバスで移動。出入国審査にも時間がかかった。事前にスーツケースと手荷物を分けて持参してくれと旅行会社から連絡があった。結構スーツケースが行方不明になるらしい。成る程これほど大きいと間違いも多いのだろう。幸い我々ツアー25名は何のトラブルもなくハンガリーまで到着する事ができた。
(青枠のある画像をクリックすると、
更に別の画像を添付しています)以下同じ
機内食(昼食) ヒースロー空港で乗継時間待ち ハンガリー行きに乗継


 翌日の午前中はブタペスト観光。ブタペストはドナウ川を挟んで西側のブタ、東側のペストと大別される。
最初に訪れたのは、建国1000年を記念して建設された英雄広場。ここからドナウ川に向かって2.5キロ続くアンドラーシ大通りは2002年世界遺産に登録されていた。丁度何かの催し準備で赤い絨毯が敷かれ、入ると出ろと言われた。
次にブタとペストを結ぶくさり橋を渡る。ドナウ河の流れと絵のように美しい市街を見下ろす王宮、漁夫の砦、マ-チャーシュ教会を見学。ガイド本や絵はがきで見ていた景色がそのまんま目の前に展開されていた。
英雄広場 左「漁夫の砦」と後方マーチャーシュ教会 漁夫の砦から見下ろす市街
マチャーシュー教会 王宮 くさり橋


くさり橋を戻り聖イシュトハーン大聖堂へ。ハンガリー建国1000年を記念して約50年の歳月を費やして造られたとか。
大きな大天井にルネサンスの絵画が全面に描かれていた。今回の旅行で内部を最初に見たのが大聖堂だったので圧巻だった。しかし、これに優るとも劣らぬ大聖堂や教会など数多くの世界遺産を行く先々の国で見る事になった。ヨーロッパの歴史は凄いものだ。
昼食後はドナウ川クルーズで中欧一と言われる美しい街並みを楽しむ。
天気にも恵まれ、心地よい風に吹かれながらワインがひとしお美味かった。やはり美しさはピカイチ。これら歴史を保存する大事さは国の行政の問題。いかに日本が個人主義を認めすぎて勝手な建造物を造らせたのが景観を損ねている事を痛感した。
聖イシュトハーン大聖堂 ドナウ河クルーズ 国会議事堂


夕食の時間までフリータイムだったので、ペスト市内を中央市場まで散策。市内の建造物も高さが統一されており、非常に清潔感があった。中央市場は物価が安いと云われる。民芸品と土産用のパプリカを購入。果物や肉類が豊富にあった。狭苦しい日本の市場と違い広々としていた。夕食はホテルから出発するので、最寄の駅からホテルまで地下鉄で帰宅。初めての地下鉄と言葉に不安があったので、最寄の駅で添乗員さんと待ち合わせして7名が一緒に。少し古い車両だった。切符購入もパンチの仕方も所違えばやり方も違う。色々体験できて面白かった。
ヴァーツィ通り 中央市場内 地下鉄


夕食は民族音楽を聴きながらフォークロシアショーでお楽しみ。ハンガリー料理はなんと云ってもグヤーシュ。タマネギのみじん切を炒めてパプリカを加えよく混ぜる。それにジャガイモやニンジン入れ軟らかくなるまで煮込む。。スープなら水を多めに。それにビールは絶品だ。ビールは苦味はなくコクがあり飲みやすい。値段も安く日本の半値だったと思う。昨日と同じスタディオンホテルに連泊。
民族音楽を聴きながら夕食 グヤーシュスープ スタディオンホテル
          

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