中欧の旅、その2 ドナウベント編


 3日目はブタペストからドナウベント地方を走りウィーンまで4時間のバス旅。ブタペストからドナウ川沿いに上流(北)に向かうと中世の香りを色濃く残す魅力的な街が点在する。そこに 「芸術の町」センテンドレ、と「ハンガリー建国の地」エステルゴムがある。
〜芸術の町〜センテンドレ
1920年代にアーティストたちのコロニーが生まれて以来、現在では小さな町に15以上もの芸術館やギャラリーがひしめき「芸術の町」として知られている。ブタペストから約19キロと近い距離にある。
年間100万人の観光客が訪れるとか。
石畳の町並みを登っていく 中央広場 教会が結構多い
町の後方にドナウ川が流れる 町並み 大きなカタツムリ


〜ハンガリー建国の地〜エステルゴム
西暦1000年、キリスト教国家としてイシュットヴァーン国王がここに王宮と大聖堂を建設。ハンガリー建国の地である。
現在もハンガリー・カトリックの中心地である。
大聖堂正面 裏側にドナウ川。美しい眺めが展開 聖堂の中
大天井 礼拝堂 大聖堂は赤い大理石を使用。化石入り


 パンノンハルマのベネディクト会修道院(世界遺産)
最古のキリスト教教会。男子のみ。現在も修道院学校として運営されているが、修道士として進む人は2〜3人とか。
小高い丘にあり、周辺の眺めよし。多くの蔵書が秘蔵されている図書館は本日会議主催中のため見られず。
ベネディクト修道院 正面入り口 修道院から見る眺め


こうしてハンガリーからウィーンに向かって高速道路を走る間見える景色は、広々とした草原に萌えるような新緑と菜の花の黄色が延々と続いていた。菜の花は菜種油採集のため。
ウィーンとの国境は、現在はユーロ圏に入ってから極めて簡素化され、観光者には殆どフリーパスになった。
さてウィーン入りした我々は一旦ホテルにチェックインし、それからオーストリア風居酒屋ホイリゲで食事に行く。
さすが音楽の国、アコーディオンとバイオリンの音色を聞きながらリクエストに応え楽しく食事をする事が出来た。
一面菜の花が続く 居酒屋ホイリゲ 中庭
素晴らしい音楽を聞きながらの食事 美女に囲まれご満悦 リクエストに応えて

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