美しき中欧の旅、その5  プラハ編


 旅も今日で6日目、プラハ一日滞在。
午前中はプラハから南に約40kmにある南ボヘミヤの古城観光。チェコの古城の中でも人気のあるコノピシュチェ城。


 コノピシュチェ城
予約が必要で、時には満杯で、予約が取れないこともあるとか。我々はツアーだし、当日一番乗りだったからそんな心配まるでなし。駐車上から少し丘の上にある。歩いて登れば15分少々。乗り物で行きたい人には遊園地にあるようなトラムがある(有料)。まあ朝の散歩のつもりで歩いて登った。上に近づくにつれシャクナゲや色んな花が咲いていた。
鬱蒼とした森の中の古城といった雰囲気であった。城内はフェルディナンド公が趣味の狩猟で集めていた獲物の剥製や角が多量に保存されていた。
森の中を登っていく 石像が並んでいる シャクナゲの花
城の一角 部屋の通路には剥製や角がビッシリ 部屋の中はお宝がいっぱい


 プラハ市内観光
中世ヨーロッパの美しい面影を残す都市、プラハ。街の中央をゆったり流れるヴルタヴァ川。川を見おろす丘の上の城、迷路のように入り組んだ街並み。歴史に翻弄されながら、ここに住む人々はいつも誇り高く、芸術を愛してきた。「ガイド本より引用」
古城から帰り、昼食はプラハ市内のレストランで。その途中、ガイド本にも紹介されている珍しい建築物の前も通った。
街全体が建築の博物館といわれるプラハ。中でもひときわ鮮やかに目をひくのがチェコ・キュービズム建築。バスで前を通った瞬間、「あ!」と目が奪われるほどの異彩を放っていた。残念ながら一瞬の事だったので写真撮れず。ガイド本から添付。
ダンシング・ハウス 街角のチューリップ レストラン・カフカ?で昼食


 プラハ城
ヴルタヴァ川を一望する丘の上の城。ボヘミヤ王国を象徴するプラハ城の建設は、9世紀末に始まり、14世紀のカレル4世の時代に現在の姿となった。城壁の中には、噴水のある中庭やゴシック建築の建物が配備され、メルヘンチックな家並みと路地、まるで一つの街のようだった。正面前では衛兵が監視。
プラハ城の外観 衛兵が監視 ゴシック建築の聖ヴィート大聖堂
数々のステンドグラスは必見 黄金と宝石壁の礼拝堂 聖ヴィート大聖堂正面
聖イージイ教会 黄金の小路 東門を出る。前はプラハ市内


 カレル橋
プラハ最古の石橋。欄干に30体の聖人彫像が居並ぶ。天才建築家ペトル・パルレーシュが手掛けた石橋は、プラハ屈指の名所で、重厚なゴシック様式に全長516m、幅9.5m。歩行者専用なので、さまざまな露天商やストーリーミュージシャンのパフォーマンスが楽しめた。
カレル橋 昔ながらのオルガンで(拡大あり) 歩行者専用(他に画像あり)


 プラハ市内散策
旧市街広場とティーン聖母教会 時計塔(からくりあり)拡大 メラントリホヴァ通り(別に画像あり)


 国立オペラ座
ツアー仲間のM夫妻が日本でオペラ座のチケットを入手し、今回の旅行に楽しみにしていた。夕方行く予定という。その話を聞き、折角の機会なので是非観たいと思ったが、果たして当日券が売られているかどうか?
夕方はフリータイムなので時間たっぷりある。数人が関心を示した。取敢えずダメ元で行く事にした。夕食のホテルの食事(バイキング)はキャンセルし、街のマクドで簡単な食事。数年前、チェコとスロバキアとが分離し、社会主義が崩壊後益々世界の動きも活発化してきた。新しい電化製品や携帯電話、デジカメも日本と変わらない。若い女性達も美しい人が多い。金髪と街の建物とが同化し、一層華やかな雰囲気を醸し出していた。
幸い当日入場券が買え、一番後方(C席)だが、正面をゲット。結局ツアーの人達9名が席は離れたがプラハでのオペラを鑑賞できた事になる。M夫妻は1階最前列をゲットしていた。
国立オペラ座 当日券ゲット(公演の画像あり) 我々の席から見たオペラ座内部


翌7日目は帰国の途に。
あっと云う間の日数であった。
帰りもロンドン経由で関空に。ヒースロー空港で乗継時間に6時間待ちという時間があった。折角だからロンドンのビッグ・ベン等を見たいな〜と思ったが、その場所まで片道1時間。地下鉄だと乗継があり、タクシーでも同じ時間を所要するとか。更に空港での出国・入国手続きに予想以上手間取り、下手すれば2時間程かかるとか。すると、例え行けてもすぐ帰らなければならない中途半端な時間とか。添乗員さんも身体二つあったらお手伝いしますが・・・と。それでやむなく残念する。確かに6時間は長くて短かった。

CSAからJALに乗継 サッカーのスコットランド
の有名な選手と同機に
添乗員さん(右)と


かくして関空までビデオ4本見ながら12時間も瞬く間に過ぎてしまった。最後のおまけと云えば、スーツケースが破損しており、ツアー仲間4人が同じ被害を受けていた。多分空港内での乗継時に荷崩れによる破損かと?勿論JALの保険にて修理手続きを行う。

5月という季節を選んで大正解だった。寒くもなく、暑くもなく、花は咲き、新緑と空の青さは抜群。そして良きツアー仲間に恵まれて素晴らしい旅の想い出話を作ることができました。\(^o^)/


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