美しき中欧の旅、その4 チェスキー・クルムロフ編


 5日目は、ウィーンからプラハへ
途中、世界遺産の小さな街、チェスキークルムロフ観光です。ここは、今回のHP表紙に飾ったあの美しい写真のところです。再度掲載します。


 チェスキー・クルムロフ
ウィーンから約3時間30分程、チェコ側の国境に少し入ったところに位置する。美しい水辺の古都チェスキー・クルムロフは、ヴルタヴァ川が蛇行する川沿いに発展した街。所謂ボヘミヤ街道と呼ばれるところ。まるで、半開きの手のひらに隠れているように、この街はさまざまな過去の栄光と魅力を覗かせてくれる。中世の時代をそのまま残した街並みは、1992年にユネスコの世界遺産に登録されている。
城は13世紀に建てられ、14世紀、16世紀、18世紀と領主が代わるたびに改装され、ゴシック様式だったものがルネッサンス様式に。更にバロック様式の部分が加えられ、この異なる様式がうまく調和されている。ボヘミヤ地方では、プラハ城に次ぐ規模である。
正面断崖の上に城が見えてくる 屋根付き橋 橋の下を潜ると城内の家々が見えてくる
裏側から見るシェスキー・クルムロフ城 城の塔から見たお城の中庭(画像あり) 城の塔から見た街の景色(拡大あり)


 プラハ入り
チェスキー・クルムロフからまたバスで3時間程走ると夕方6時過ぎにプラハ入り。ホテルにそのままチェックイン後また市内のビアレストランで食事。外から見ると日本の感覚とチト違う雰囲気で、ビル街の中にとても質素な雰囲気にも拘わらず中に入るとそこは賑やかな市民の憩いの場所だった。
派手な日本の玄関とは大違い。「ウ・フレクー」という店で創業は実に1499年。プラハで一番古いビアホールという。薄暗い照明、細長いテーブルなど感じがよいムードが人気で、いつも込んでいるらしい。アルコール度数が高い特製黒ビールがおいしいと評判だ。何と云ってもチェコの人達はビール大好き人間。一人当たりの年間消費量は世界一。
また今世界中で一番飲まれているピルスナー・ラガービールの発祥の地。そして大の音楽好き。皆ともに大声を上げて歌っている。楽しそうに踊りだす人もいる。それを見ながら我々も食事する。勿論、我々日本人観光客に敬意を表して世界中で知られている坂本九の『上を向いて歩こう』他2〜3曲演奏。誰かの誕生だという事で誰ともなく『Happybirthday』を二階席で歌っている。我々帰る時も拍手で見送ってくれた。陽気な人達ばかりだった。
「ウ・フレクー」ビアホール オールド・ボーイの懐メロソング 黒ビールを賞味しながら食事(画像あり)


 プラハ泊
ホテルはチェコで一番大きい「TOP HOTEL PRAHA」でした。
成る程部屋数は相当大きく、部屋もかなり大きかった。ロビーも綺麗で申し分なかったが、我々が宿泊した階のエレベーターが小さく重量制限ですぐ止まってしまう。4〜5人乗ったら何故か途中の階で止る。だから登りは利用したが、下りに限ってこんな現象の為、8階に宿泊した為、少なくとも私は4回階段で降りざるを得なかったのだ。
ツアー仲間で1階に入った人はそんな経験もなく、大きな部屋に何と浴槽も二段式腰掛の付いた超豪華版の部屋だったと満足していた。
TOP HOTEL PRAHA ロビー通路 広い部屋

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