感動のヨーロッパ3ヶ国 その6、フランス編(3)

旅の7日目

ベルサイユ宮殿

本日のツアーは終日自由行動のところ、オプションでベルサイユ宮殿半日観光を採った。
バスで宮殿に直行。
フランス絶対王政の最盛期を象徴するかのような「世界史上最高にして最大」の宮殿。その広大な敷地にまず驚かされると共に、すべて見るには時間が足りないと実感。フランスの最大の観光の名所、大勢の人が早朝から訪れ、切符を買うにも列をなしていた。
中は広いので、何処が何やらさっぱり解からない。幸い添乗員がガイド役を務めてくれたので、耳にイヤホーンを付けながら一緒に見学。
やはり宮殿北棟2階の「王室礼拝堂」は人気。1770年、王太子(後のルイ16世)とマリー・アントワネットの婚礼が行なわれた部屋。そして宮殿最大の見所「鏡の間」は目下改修工事中のため、そのきらびやかさが損なわれていた。女房によれば、以前来た時は、凄く綺麗で最高だったと。残念!

正面、アルム広場から 王室礼拝堂。マリー・アントワネットの婚礼が行なわれた。
天井画は三位一体の神秘を表現
マルスの間 鏡の間。   改修工事中の為採光悪し。

庭園

外に出ると、そこは広大な庭園だった。時間がないのでとても見れないし、行けない。仕方なく撮影のみ。
池の周辺には、神話をモチーフにした美しい彫刻があった。

宮殿の西側。余りにも広大すぎて先が見えず。 水の前庭。神話や寓話からとられた人物や動物を配備

宮殿のほんの触りだけの見学だったが、後にガイド本などで確認すると、ごく一部しか観てなかったようだ。
それ程スケールの大きい、世界最大というのも頷ける。

今日が帰国への最終日。午後3時20分までホテルに帰ればOKという事なので、再びシャンゼリゼ通りまで地下鉄に乗って。そしてその通りをブラブラと観光しながら凱旋門に行く事にした。

凱旋門

エッフェル塔と同じように凱旋門はフランスの象徴。高さ50m、幅45mの巨大な白亜の門。フランス軍を讃える為にナポレオンの命により建造された代物。1806年から完成に30年の歳月を費やしたが、ナポレオンが1821年にセント・ヘレナ島で没した遺体を1840年に凱旋門をくぐって帰還したという謂れがある。
ここの屋上展望台へは7ユーロ(約1100円)。らせん状の階段を上る。約50mとなれば結構しんどい。息もたえだえやっとこさ頂上に。
そこから見える景色は、パリの中心という実感がする。何故なら、この凱旋門を中心にシャンゼリゼ通りを始め、12本の通りが放射状に延びており、その形が地図上で光り輝く星のように見えるからだ。
素晴らしい景観に時間を忘れる。エッフェル塔も端の方に控えめにあるように見える(^-^)

シャンゼリゼ大通りから エレベータなし。らせん状の階段のみ。
シャンゼリゼ大通りと思いきや、反対のフォッシュ大通り。
全部このような大通りが放射状に延びている。
真下から見上げると・・・・・

帰国の途に

長かったようで短かった今回の旅も今日で終わり。ホテルを15:30に出発、シャルル・ドゴール空港へ。
このパリの玄関口、シャルル・ドゴール空港(略称CDG)は巨大空港。なにしろ発着数世界一。旅客数も常にヒースローと首位争いをするくらいだから成田や関空、セントリアが束になってかかってもはね返されるほどのスケール。そのターミナルに行くにも長い長いエスカレータに乗って目的の場所に到着。帰国も中国国際航空なので北京経由。やっと出発時間が来たのに飛行機は動かず。何で〜?? 突然雷がゴロゴロ。その為2時間機内で缶詰状態。既に飛ぶ前に疲れたよ〜!北京まで9時間、そして乗換え待ち時間も含め約7時間。
関空に着いたとき疲れがド〜〜!やはり直行便が一番楽だな〜!!

シャルル・ドゴール空港、北京行きはターミナル1から出発 北京空港で4時間待ち(関空行き)