オーストラリア、シドニーの旅

会社の研修旅行でオーストラリア、シドニーに行ってきました。
限られた日程の為、行きたいところは色々あるが、一般的なコースになった。
個人的にはこのオーストラリアへは4回目の訪問になるが、何回行っても魅力的な国には変わらない。それは、自然の美しさは勿論の事、友好的な人が多いので居心地が良い。また何処に行っても日本人ガイドが多いので言葉の不便さを感じない、等など私的には思っている。結構オーストラリア人と結婚されている人は多いのではなかろうか?
ブルー・マウンテンズ
日程:2007年7月12〜15日
コース:7月12日(曇り)関空21時50分出発(ブリスベン経由)〜
       13日(曇り)シドニー10時30分到着    午後市内観光など
       14日(晴れ)ブルー。マウンテンズ観光から午後フリータイム。夕方よりシドニーナイトクルーズ
       15日(晴れ)帰国日

     
7月12日〜13日

夜の9時30分出発、ブリスベン経由シドニー行きは満席だった。明日から三連休の一日前とは言ってもやはり海外、
日程調整から云っても悪くない。考える事は皆同じだ。学校の研修旅行(昔と違って海外は多い)に混じって観光組、
赴任先への家族同伴、又は帰国組みなどさまざまだ。フライト時間が約9時間30分、日本時差+1時間と時差が少ない
のが比較的楽だ。とは云っても9時間少々乗るので、その間の熟睡は難しい。夜食や朝食で起こされる。
JALやANAと違ってジェットスターはカンタス航空の系列会社。サービスは無い分割安チケットで最近売れている。
テレビは共同で英語放送。やや時間をもてあます。
                            
21:50シドニー行き(ブリスベン経由) 機内の様子(出発前はデジカメ禁止)

途中ブリスベンで降ろされ再度手荷物チェックを受けて乗りなおす。入国チェックの厳しさはアメリカ本土並みと聞く。
日本からの僅かな持込菓子でも申請用紙未記入と言われ、また女性でも化粧ビンをポリ袋に入れるのを出し忘れ、
いずれも手荷物を全部外に出してチェックされる。ブリスベンでもシドニーでも同じだった。
ペラペラと話されると何を言ってるのか解からないが、まあ〜適当に対処(^^)
ブリスベンでは、ゴールド・コーストに行く人も多いので、三分の一が降りたようだ。
10時30分シドニーに到着し、そこで現地ガイドがお出迎え。
一旦車で市内のDFSギャラリアに移動し、そして食事と市内観光に。荷物は別便でホテルまで届けてくれる。
シドニーの気温は日中16℃朝晩8℃と低めだった。6年前の時は比較的暖かだったので、今回は寒く感じた。

ブリスベンで一旦降り、再度シドニー行き(同機)に再搭乗 DFSギャラリア内ホリディラウンジへ一旦集合

ラウンジで今回のスケジュール確認と帰国日時を再確認した後、早速市内観光へと繰り出す。
他のお客さんと合流してバスに乗り込む。
まずは昼食。某ホテルの昼食バイキングに入る。ここのホテルのメニューは品数といい、味といい良質だった。
日本料理、イタリア料理、インド料理、中国料理などのコーナーがある上にデザート類も品数が多かった。
食べるのに忙しくうっかり写真を撮るのを忘れた(^ ^ゞ
食後すぐ市内観光へ。

オペラハウス&ハーバーブリッジ
天気は曇り空だったので、真っ青な空に白いオペラハウス、名物のハーバーブリッジが写真に映えなかった。
でもそれは私だけ感じただけで(前と比較するから)、初めて訪れた人には新鮮に映ったのは間違いない事だ。
集合写真をその場に居合わせた若者にお願いすると、ニコリと微笑んで撮ってくれ、終わった後も親指を突き出し
OKサインを投げかけてくれる。その仕草がとても爽やかで、非常に洗礼されたお国柄を象徴する一こまだった。
別の場所でも同じ体験する。時間がないのでオペラハウス館内は入場せず、一部の触り部分だけだった。

オペラハウス ハーバー・ブリッジ

ミセス・マッコーリーズ岬
オペラハウスの右反対側の岬にバスで移動。オペラハウスとハーバー・ブリッジをセットで眺められる
ビューポイントがミセス・マッコーリーズ岬だ。名前の由来は、ホームシックになったマッコーリ総督夫人が
故郷を偲んで頻繁に訪れたので、いつしかその名前が付いたそうな。

ミセス・マッコーリーズ岬からの眺望 海を挟んで高層ビルが立ち並ぶオフィス街

セント・メアリーズ大聖堂
ミセス・マッコーリーズ岬から南へ車で10分の所にある。荘厳なローマカトリック教会で、オーストラリアカトリックの総本山。威厳あるゴシック様式の大聖堂は106mあり、アーチ型の窓や美しいステンドグラスが印象だ。
中は写真撮影禁止だが、入り口で2A$払えば許可証なる半券がくれ、撮影OK。注意されるとそれを見せれば良い。一般の信者もいるので、静かに鑑賞がエチケット。
こういう所に入ると、キリスト教信者ならずとも、何故か心が清められる不思議な魅力を感じる。(^ ^ゞ

ゴシック様式の大聖堂(目下工事中) 2A$払って内部撮影

クイーン・ヴィクトリア・ビルディング
この後、ガイド付きの観光が終わり、一旦ホテルにチェックインの後またシティ観光に出掛ける。
まずはクイーン・ヴィクトリア・ビルディング。ここは平日6時までなので着いた時は6時を過ぎていた。
ショッピングは出来ないが、中は通り抜けも出来るし、見るだけでも楽しい。飲食店は開いていた。
19世紀建造の重厚な建物や内装の優美さは抜群。見るだけでも価値がある。

真中が吹き抜けの4階建てになっている からくり時計

ダーリング・ハーバー&シドニー水族館
そしてこの後、ダーリング・ハーバー迄歩き、夜景を見ながらシドニー水族館へ。この水族館はなかなかの
もので必見だ。オーストラリア近海の生物を約650種集めたもので、生息地に近い環境を再現している。
海中トンネルでは、頭上をサメやマンタが悠々と泳ぎ、さながら海中にいるかのような気分が味わえる。

ダーリング・ハーバーの夜景 シドニー水族館

約1時間の見学後、1周4.5A$のメトロ・モノレールに乗って今晩宿泊ホテルの最寄の駅で下車。このメトロ・モノレールは観光客用に設置されたもので、何周しても降りさえしなければ均一料金。
5人用の座席に7両編成で、シドニーの中心部とチャイナタウン、ダーリングハーバーを結ぶ環状線になっている。3〜5分間隔で運行、1周約15分程。

メトロ・モノレール 今夜のホテル「ホリデイ・イン・ダーリング・ハーバー」

夜は結構冷えた。暖房をつけたがどうも温度が上がらない。多分10℃以下だと思う。全館セントラルヒーティングになっているのだろうから、全室同じだと当夜は思った。致し方なく部屋を物色し、毛布があったのでそれを被る。それでも冷えた身体には寒かった。翌朝他の者に確認すると、全然寒くなかったと。
結局翌日も連泊だったので、翌夜ホテルに戻った時フロントに連絡すると係りの人が来て、ヒーターの具合をチェックすると壊れていたと判明。
30分程修理にかかりやっと直ったというハプニングがあった。翌夜は暖かくして眠れたのは言うもでもない。