ロサンゼルス3泊5日の旅

会社の研修旅行は予てから念願のアメリカ大陸に行く事に決まった。楽しみだ!旅費や日程的にも可能とすれば、西海岸か?最近関西空港発のアメリカ直行便がめっきり減り、また仕事の関係上出発時間を夕方にターゲットを絞るとなるとユナイテッド航空しかなかった。またサンフランシスコかロサンゼルスかに迷ったが、ホテルの宿泊代がサンフランシスコの方が3万程割高なのでロサンゼルスになった経緯もある。
折りしも原油高高騰が続き、オイルチャージ代に35000も取られたのは痛かったな〜!
更に、出来るだけ安価にするためHISのフリープランで申込みしたが、サンフランシスコ乗継のロスまで自力で行かなくてはならない。皆で行けば怖くない。全員少々英語力に不安を抱きながらの旅が始まった。(^-^) 
ロスの見所は、やはりディズニー抜きでは
考えられない
旅行日程: 2008年7月17日〜21日
場所:    ロサンゼルス
コース: 関空17:15発サンフランシスコ乗継でロサンゼルス15:20到着。
      夜8時から10時迄、グリフィス天文台夜景鑑賞
    翌2日目:ドジャーススタジアム、他。午後より市内観光(サンタモニカ、ロデオドライブ
                ハリウッド、ザ、グローブ)
    翌3日目:10時〜22時までディズニー一日
    翌4日目:7:57ロサンゼルス発サンフランシスコ乗継で関空へ帰国の途につく    
関空を17:15発のユナイテッド航空886便で旅の途につく。約10時間のフライトだ。機内は僅かの日本人以外は外国人で満席状態であった。
幸い座席はエコノミークラスにも拘わらずユナイテッドの都合で1ランク上のシートピッチが広いのになっていた。本来なら1万円UPである。ラッキー\(^o^)/  
これは大いに助かった。10時間も乗るとなると窮屈な上にエコノミークラス症候群対策に何度も足を組替えねばならぬ。
それが楽々でき疲れも軽減される。更に帰り便でも同じクラスに割当てられていたから凄い〜(^-^)
実はそれよりサンフランシスコ空港乗継が上手くできるかが若干の心配でもあった。インターネットでプリントアウトしたものを片手に通訳無しでロスまで行かねばならない。通常のツアーだったら添乗員付きで何ら心配ないが、今回はH.I.Sのフリープラン。料金が格安なる分、自分達で現地に行かねばならないからだ。それもサンフランシスコはとても大きな空港。ターミナルも三つあり、荷物も一旦受取り国内線でまた積み直ししなければならない。勿論通関を通らねばならぬ。乗継時間2時間余裕あっても、混雑時には最低1時間30分かかると言われる。
もしモタモタしていたらロスへの出発便に間に合わない事も予想される。あらゆる最悪の想定時を考慮して対処法も備えていた。
坂道の多いサンフランシスコが
見えてきた
シスコ空港内の日本食売り場が
賑わっていた
ロスに向けて国内線の乗り継ぎ

しかし、たどたどしい英単語の羅列にも拘わらず何とか反応を示してくれ、親切にも通関近くまで案内してくれた係りの人もいた(^-^)。お陰で思ったほど混雑もなくスムーズに乗継できた。余裕ができた時間待ちを利用して空港内ショッピングや軽めの食事をした。寿司コーナが繁盛していたので買ってみた。味は、お酢が弱く全般的に甘口だったが美味しかった。ダイエット食として日本食が世界的に人気が高い。丁度我々テーブルの背後から声が掛かった。何と大柄(約100キロ)の若者だった。彼は関西の関西学院に留学中とか。夏休みを利用して故郷に帰る途中。日本の暑さには参ったようで10キロ以上痩せたという。今でも100キロあるのに〜(@_@)。ここ西海岸一体は日中の気温25〜28℃だが湿度が55%くらいなので、とても過ごしやすい。木陰では涼しい。夜は18〜19℃くらいなので肌寒く感じるほどだ。
シスコの出発が約1時間ほど遅れたが、ロスに30分遅れで到着。無事迎えのH.I.Sの人に合えた。飛行機の遅れは日常茶飯事とかで、昨日など3時間遅れたらしい。この鷹揚さはラテン系特有なのかも?
ホテルに4時30分頃到着。ホテルはフィゲロアでモロッコ調でアンティークなホテルであった。
夜8時の夜景鑑賞まで時間があったので、ホテル近くを散策がてら早めの夕食をイタリアン料理店で食べた。レストランは室内と囲いのある室外の場所があり、早い時間帯に入ったので人気のある室外を選ぶ。メニューから色々なものをチョイスした。各自好きなように小皿に摂って食べた。ヨーロッパだと店の外にテーブルが多いが、ここロスはホームレスも多く、オープンレストランは全然なかった。
ホテルの部屋 近くはダウンタウンビジネス街 ここでイタリアン料理を食べる

夜の8時から10時迄、グリフィス天文台夜景鑑賞に出かける。今日も天気が良いので素晴らしい夜景が期待できる。でも実は、この時期のロスは殆ど雨がないのだ〜(^-^)
大勢の観光客で賑わっていた。ヒスパニック系の人が多かった。ロスはさまざまな国からの移住者が生活する街。位置的にもメキシコに近く、白人とヒスパニック系(4割)が多く、ついでアフリカ系、アジア系も続く。夜のデートコースにもなっているとか。
グリフィス天文台 展望鏡ミニチュア 天文台とロスの夜景

 翌二日目
8時30分頃からダウンタウンビジネス街をブラブラ歩く。早朝にも拘わらずけたたましいサイレンの音を流しながら消防車やパトカーが行きかう。やはりロス名物を映画で見るようなシーンだった。
午前中は当初からフリーの時間を設けていたので、その時間を利用して急遽ドジャーススタジアムに行く事にした。今日はゲームがないので観光のみ。
H.I.Sの事務所があるホテルから大型タクシーを呼び、片道$20で交渉合意。約15分程で到着。とても広い駐車場で、監視員が駐車場所をラインの色分けで指示していた。球場をすっぽり囲むような大駐車場だった。観光だけなので球場を見渡せる一番便利な所を指示してくれ、そこで下車のつもりだった。でも帰りのタクシーを公衆電話で呼ぶのに英語力がいる。なのでこのタクシー運転手に15分程待って貰って元のホテルまでhow muchと聞いた。$50と言うのでOKをする。最上階外野席から中に入れて無料。そこに記念グッズ店も既に営業していた。AM10時頃だった。
市内で一番高台の素晴らしく綺麗な丘陵にあり、周りの景色を一望できる。最上段から見るとまさにカルデラからすり鉢状に下を見るような美しい球場だった。何処からでも観客の見やすく設営された大きな球場。
昔は野茂や石井一久、今の黒田や斎藤隆が頑張っている日本人には馴染みのある球場だ。タクシーの運転手も彼らをよく知っていた。丘陵だけに風も多そうだな〜と予想された。
AM9:30頃のビジネス街 手前ニュースペーパー自動販売機 朝からサイレンを鳴らし行きかう
消防車とパトカー
駐車場から後方霞んで見えるビル街 ドジャーススタジアム全貌 見やすく設営されたベンチシート


午後からプレミアム市内観光に参加。H.I.Sの事前予約だと100円で済んだ。夫々単独で行くとなると時間も掛かるし費用も大変だ。ロスに来たからには一度は行ってみたいサンタモニカ、ハリウッド、ビバリーヒルズのロデオ・ドライブ、ザ・グローブなどロスの観光ポイントをぎゆっと凝縮していた。
 サンタモニカ
ロスを代表するビーチのひとつ。ど真ん中に海に突き出た桟橋の先に遊園地や釣りポイントがあるが、今回は全体的なさわりだけ。海辺まで歩いたが広いので10分程かかった。太陽の日差しは厳しいが爽やかな風が心地よく(湿度が低いので)、海の水温もやや低めだった。ビーチ街の通りはハワイのワイキキ・ビーチと良く似ていた。
ハワイのワイキキと良く似た雰囲気 突き出た桟橋周辺がサンタモニカ・ピアだ 広々とした浜辺

 ロデオ・ドライブ
ゴージャスなビバリーヒルズを代表するショッピング通りをロデオ・ドライブと呼ばれるヨーロッパの高級ブランドショップが軒を連ね、元々ビバリーヒルズの住民をターゲットしていたが、今では世界中からの観光客を向かえる人気スポットになっている。ハリウッドの人気スター達がショッピングする姿も見れるとか。勿論パパラッチも多い。
2ロデオ・ドライブは
ビバリーヒルズのシンボル
多くの観光客で賑わう 看板の無いのが高級の証か!PRADA店


 ザ・グローブ
ファーマーズ・マーケットに隣接するショッピングセンター。ヨーロッパの街並みを思わせるおしゃれなマーケットで、中央の広場で30分ごとに行われる音楽に合わせた噴水ショーなど、まるでテーマパークのような雰囲気がある。
ファーマーズ・マーケット  
マンゴ他多種類の果物
この通りを無料の二階建てトロリーが
行き来する
30分ごとに音楽に合わせた
噴水ショーが見れる


 ハリウッド
世界に名をとどろかせた映画の産業の中心、ハリウッド。昔の映画はフイルム感度の問題から屋外の明るい場所でしか撮影できなかった。そこに映画会社が日が長くまばゆい太陽が輝くカリフォルニア州に次々に移っていったという理由があった。チャイニーズシアター前にスターの手形や足型、アカデミー賞授賞式会場のコダック・シアター、そして山肌に浮かぶ「HOLLYWOOD」など見るべき観光スポットも多い。
背が高いが足が小さいジョン・ウェー アカデミー授賞式は
この階段を上るとシアターに。
山肌にHOLLYWOODのロゴマーク
(望遠にて撮影)


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