イタリア遊路8日間(6)

6日目
ローマ〜ナポリ〜カプリ島へ
さあ〜イタリア観光も大詰めに入り、今回のハイライトを迎える。天候に左右すると云っても波の状況次第だ。
予め過分な期待は持たないようにと言われていたが、行ってみないと判らない。それは「青の洞窟」に入れるかどうかという事なのだ。グーグルである程度調べはしていたが、やはり気になる。
ローマからナポリ〜カプリ島に渡り〜ナポリ〜ローマに帰ってくる長丁場。
今日も早朝7時出発の為、昨日と同じような車中朝食になる。
ローマからナポリまでトイレ休憩も挟んで約2時間30分の走行。トイレには50セントのお金がいる。また本場カプチーノはとても美味しかった。 別途地図参照
6時07分、ご来光を迎える 一路ナポリに向かって 本場カプチーノが誠に美味しい
港には豪華客船が停泊中 水中翼船に乗換え(約40分) 美しいナポリの景色が遠ざかっていく
今日の天気は最高だ! 甲板には大勢の人が気持良さそうに カプリ島に到着

青の洞窟
カプリ島に着いてまず感じた第一印象は、やはり世界の富豪がここに別荘を持ちたいと思う気持が涌いてくるような何かを感じさせる雰囲気があった。古代ローマ皇帝達が別荘を築いた歴史をもつ島。真っ青な空と海、爽やかな風、白い家、夫々全てを包み込むような魅力が溢れていた。。
急峻な断崖絶壁の上に、別荘と思われる家が見える。島は決して裕福ではないけれど、そこに住む住民は明るく陽気な人達ばかり。
青の洞窟には出来るだけ早い時間帯が望ましい。波も穏やかになるので入れるチャンスが広がるからだ。更に洞窟に入る順番待ちにも時間が取られ(長い時で2時間待ちもザラ)、観光客の一番乗りになるのがベストとガイドさんから事前に聞いていたから水中翼船が着いてすぐ駆け足で皆走った。やっと小船に乗れてホットする。20人乗り小型船だった。そして4人乗りのボートに船上から乗換え。結構揺れ、ドボンしないかとヒヤヒヤする。今まで落ちた人いないとか??
20人小型船に乗換え 別荘と断崖絶壁の道 左をズームした状態
小さな洞窟も多数あり 船で洞窟への順番待ち(待つ事約30分) 小型船からボートに乗り換える
洞窟の入り口。右は陸路から降りてきた人 頭と膝を屈め洞窟に入る瞬間 洞窟内では船頭がナポリ民謡を歌ってくれた
外光の屈折で、海水が青く輝き、その屈折度合いによって色が変化する。
奥行き54m、高さ15m、水深は14〜22m。
ローマ時代から存在し、地下通路が通じていると云われるが、多くは未解明。
波の荒い時には閉鎖され、チャンスはいつもあるとは限らない。
幻想的な青の輝き

カプリ島
島に戻ってから、予約したレストランへ直行。その場所へはケーブルカーに乗って島の上に。そこから見える景色は絶景であった。空と海の青さが家々の白さとマッチして、素晴らしい絵になるような景色だった。。
カプリの中心地から徒歩で坂道を下る。狭いがお洒落な家が並ぶ。その中にレストランがあった
帰りは小型バスに乗り狭い坂道を下る。よく映画のシーンやコマーシャルにも出てきそうな道だった。彼らの運転技術はかなりなものと思われた。 別途地図参照
お洒落なオープンカーのタクシー 絵になるようなカプリの絶景(拡大あり) カプリの中心、ウンベルト1世広場
南国情緒たっぷりな家と坂道が多い 昼食はカプリ風ラビオリ 彼の奥さんは日本人(財布に写真が)
ナポリ
水中翼船にのって、またナポリに戻る。ナポリをゆっくり観光する時間がないので、主な観光地を車窓から観光。運転手の計らいで写真タイムも作ってくれた。イタリア人は、結構融通つくね〜(^-^)
その後、ポンペイ近くにある本場カメオ工場を見学してローマ迄戻ってきた。ポンペイ遺跡に興味があったが残念なり。
夜、外が何やら車の音で騒がしい。ホテルのカーテンを開けるとそこに何とサーキット族が大勢集まっていた。
このホテルは大きな駐車場とマーケットが一緒になっている。そこが彼らの良い遊び場所だったのだろう。
別に警察の取り締まりも行われていないような雰囲気だった。また日本のようにクラクションを鳴らし、奇声をあげる人もあまりなかった。暫く見ていると、そのサーキットの中にもルールがあるようで、蛇行もなく割りとおとなしい。ただ小型車が多いが彼らの運転技術は相当レベル高いように思えた。やはり狭い路地を走り慣れているのかな〜。うるさいな〜と思いながらいつの間にか寝入ってしまっていた。
海側から見たヌオーヴォ城 正面からのヌオーヴォ城 卵城
左、高級ホテル街、右サンタ・ルチア港 サンタ・ルチア港からのヴェスヴィオ火山の眺望 ホテル前で深夜のサーキット


7日目
帰国の途に
真夜中の喧騒もいつの間にか終わっており、今日は帰国日。朝4時30分に起床して荷物の準備を全てすませ、ローマからフランクフルトに。ヨーロッパアルプス越えには天候も良好ではっきり山容が見えた。但し何という名の山なのか不明。あのマッターホルンではなさそうな感じもした。一応飛行ルートではその方角と考えられたが。
フランクフルトから帰りは11時間のフライト。行きより1時間短い。
関空に着き、今回の旅行は無事終了した。ツアーで一緒になった皆さん、そして美人ガイドのOさん、どうも有難うございました。m(__)m
ヨーロッパアルプス越え フランクフルトで乗換え

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