前から一度は見たいと思っていたカナディアン・ロッキーの大自然。今年のGWはカナダに行く事にした。
毎年地球の気候は天候不順続き。予想通りロッキーでは真冬となり、広大な国だけに場所によっては冬と春を体験する事になった。しかし、それなりに貴重な体験でもあり得るものもあった。

カナダは大きな国だ。国内には6つの標準時間帯に分かれている。今回その都度時差調整を行った。トロント、カルガリー、バンクーバーと云うように。因みに世界第2位の面積(日本の26倍)、人口は日本の1/4。全てに圧倒的違いがあった。
折りしも今年の冬季オリンピック開催国だっただけにテレビでも放映され、記憶にも真新しかった。しかもバンクーバーは日本人も多く、とても住みやすい国として人気が高い。移民の国だけに国際色豊かだった。
バンフの町(カナディアン・ロッキーの南)とカスケード山
日程:2010年5月1日〜6日
コース:1日目 伊丹空港〜羽田経由〜成田出発=トロント到着(15:50)    (ナイアガラ滝での宿泊)
     2日目 ナイアガラ滝観光(霧の乙女号乗船)   トロントからカルガリーへ空路移動
                                        (カナディアン・ロッキーのホテル宿泊)
     3日目 カナディアン・ロッキー観光 レイクルイーズ、コロンビア大氷原観光 (同ホテル連泊)
     4日目 カルガリーからバンクーバー空路移動    バンクーバー市内観光    (ホテル泊)
     5日目 午前中自由散策     バンクーバー13:50発 成田へ空路帰途につく
     6日目 成田国際空港着(16:00)〜伊丹へ乗継


     1日目
            伊丹空港、羽田経由、成田出発〜トロント到着

今回のツアー出発は伊丹空港からだった。羽田まで行って更にリムジンで成田まで移動。その成田出発時間までのロスタイムは7時間。いやはや参った参ったであった。
昨年まで関空からの直行便があったのだが、航空業界の路線廃止や縮小の煽りを受ける。何でもかんでも一極集中の弊害は地方都市をダメにすると文句は云いたいが・・・・・。だったらプサンや北京からの出発便の方がロスも少なく料金も安いと思うが、出発日程が合わないので選択の余地が無かったが・・・。
さて、成田からトロントまで飛行は約12時間。エア・カナダ便なので全ては英語。ただ機長のアナウンスがフランス語も含まれていた。その昔、カナダはイギリスとフランスの植民地戦争の歴史があり、勝ったイギリスがフランス系移住民に対して「ケベック法」を制定し全ての自由を認め、現カナダ連邦政府の公用語は英語とフランス語になっている。
機内のモニター トロント空港内 カナダドル


トロント着後、約100km先(1時間30分)のナイアガラにあるホテルに直行した。夜の7時だった。ただここの緯度は高いので、夕方と言ってもかなり明るい。ホテルの部屋に入ってびっくり。窓から見える景色にナイアガラの滝が飛び込んで来た。
素晴らしい部屋になった事を感謝。暫く景色を堪能し、外に散策する事にした。ナイアガラの滝が9時からライトアックされるので、それをカメラに収めたい事もあった。夜でも人の動きは賑やかだった。
        カナダ滝                 ザ オークス ホテル アライグマ君
部屋から見たパノラマ風景   左はアメリカ滝 右はカナダ滝 夜9時以降のライトアップ(アメリカ滝)


     2日目
            ナイアガラ滝観光

午前中は大自然の迫力ナイアガラの滝を2時間かけ観光。テーブルロックより滝を一望した後「霧の乙女号」に乗船して滝つぼまで大接近。その迫力は想像以上だった。現地でカッパをくれるが、それを上回る飛沫の量に顔や足元がずぶ濡れ。
カメラは防水対策を施さないと大変な事になる。アメリカ滝よりカナダ滝の水量が勝った。毎分1億5500万リットルの水量に呑み込まれそうだった。
6時30分の夜明け 野生のリス アメリカ滝
カナダ滝 クイーン ビクトリア・パークから眺望 霧の乙女号乗船
当日の様子をクイーン・ビクトリア・パークよりデジカメ動画で撮影 霧の乙女号よりカナダ滝壷からの迫力ある様子


ナイアガラの滝見学後、滝の見えるレストランで昼食。ここからの眺望も素晴らしかった。
食後、トロント空港に戻り、カルガリーまで4時間の空路移動(時差-2時間調整)。
更にカナディアン・ロッキー麓のバンフまで120キロ・1時間30分移動。夕食はカルガリー空港内にて。
ホテルに着いたのが夜の9時50分だった。周りは山に囲まれ、その中に忽然と輝く古城のようなホテルであった。これがバンフでも有名なフェアモント・バンフ・スプリングス ホテルだ。
チューリップが公園を彩る この席で食事。いい眺めだった カルガリーの街並み
古城のようなホテルに宿泊 絢爛豪華なロビー 広々した部屋にゆったりとしたWベッド



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