春のカナダ周遊 6日間(2)


          3日目
                カナディアンロッキー終日観光

早朝目を覚まして外の景色を窓から見ると、昨夜の真っ暗な闇夜から一転するような絵葉書のような景色が展開していた。周りは高い山に囲まれ木立の中から遠くにボウ川の流れも見える。
今日は終日カナディアンロッキー観光だ。天気の様子が気になる。予想では雪になるかもと現地情報があった。
部屋の窓から 玄関口 正面玄関

                レイク・ルイーズ

バスに乗って一路1号線、93号線へと北へ向けてひた走る。この93号線はレイク・ルイーズからジャスパーまで別名アイスフィールド・パークウェーと呼ばれる観光ハイウェイ。全長約230キロの道沿いに3000m級のロッキーの山々が連なり、神秘的な色をたたえる湖やコロンビア大氷原を始めとする多くの氷河が点在するなどため息の連続と云われる。果たして今日はその願いが叶えられるだろうか?
最初に訪れたのがバンフ国立公園内にあるビクトリア氷河が運んできた岩にせき止められて出来た湖で、季節により魅惑的な変化をするというレイク・ルイーズ。ところが残念かな雪景色に変化した真っ白な湖だった。
バンフからコロンビア大氷原まで200キロの大移動 雪原に覆われたレイク・ルイーズ
晴れたらこんな景色が・・・・(写真集より)
晴れたらこんな景色が(2)・・・・


                コロンビア大氷原

レイク・ルイーズが終わり、次なる観光地コロンビア大氷原に移動。その間、3000m級のロッキーの山々が雪を被り大迫力が伝わってくる。どれを見ても荒々しい岩肌の山々。夫々名前があるのだが皆同じように見えてくる。
後でガイド本やら写真集を見て、ああ〜あれがそうだったのかと思う程。コロンビア大氷原は雪だった。当初午前中は雪の為クローズだった。幸い我々が着いた昼前に再開の朗報が。とてもラッキーだった。外は零下2度、防寒着で完全防備。
大氷原までシャトルバスで移動し大型雪上車に乗り換える。自然を破壊しないようにと全ての物が細心の注意が施されていた。大氷原に降り立った気分は、雪山に来たような錯覚と大氷原に立っているのだという実感を肌で感じた。
マーチソン山 アイスフィールド・パークウェーを走る 氷河ツアー発着所となる氷河博物館
雪上車に乗り換える 大氷原に降り立つ アンドロメダ山(3450m)とその氷河
コロンビア大氷原にて ロッキーの山々の間をアイスフィールド・パークウェーが走る


               バンフ

バンフはカナディアンロッキーの南のゲートシティ。バンフ国立公園の中心に位置する小さな町だ。宿泊ホテルも歩いて15分の処に位置する。行きも帰りも通過する町だ。ここで暫く買い物と散策をした。
こじんまりとした町だが観光地だけに色んな店や世界各国の料理が楽しめる。バンフ大通り北側にカスケード山が聳え、春は色とりどりの花が訪れた人を楽しませてくれる。
バンフ大通り北側にカスケード山 有名店も店を並べる バンフ大通り南側


               ボーン滝

宿泊しているホテルの裏側にボウ川が流れる。夕食まで少し時間があったので散策がてら訪問してみた。滝の高低さは余り無いが水量も多く、ナメ滝であった。ボウ川周辺の雰囲気は上高地の前穂高を背景にした梓川によく似ていたと思った。
ホテルの裏側 木立の下に滝がある ボウ滝
上高地の梓川に雰囲気が似ている ゴルフ場もある 野生の鹿が棲息



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