スペイン情熱紀行8日間

東日本大震災3.11から約2カ月弱、少し復興の兆しも見えてきた。が、依然福島原発問題も長期化の様子。この旅行も当初GWの頭で予約していた。
しかし、このような時に旅行するのも気が引け、一度はキャンセルした。が、被災地から自粛も度が過ぎると却って逆行、どんどん経済を活性化させるために消費を高めてくれとの声に押され、再度出発1カ月前に別のツアーに再予約。僅か9名の申し込み者だった。
少人数でも予定通り実施される。多人数よりサービスも良く、勿論添乗員付き。現地でも大型観光バスで移動、席もゆったり快適だった。更に全て四ツ星ホテル宿泊。
広いスペインを車の移動のため、これが大変救われた。スペインは世界遺産の見どころも多く、特にアルハンブラ宮殿は前々から見たい場所だった。
昔、若かりし頃、フラメンコギターを習った事のある者としては、ある曲名がその地名からそれぞれ由来しているので何となく親近感を覚えた。
ローマー時代、一城塞都市であった「トレド」。マドリッドから南に約70キロ、タホ川に囲まれた中世の面影を残す美しい町。 5/4 15:36撮影


日程:2011年5月3日〜10日
コース:1日目 関空9:40〜フランクフルト(所要約12時間)/乗継〜ミュンヘン(約1時間)/乗継〜マドリッド(約2時間40分)着ーー 
           (ホテル着23:00)
     2日目 マドリッド市内観光 (ピカソ、ダリ、ミロの絵画鑑賞、他)ーー 午後:世界遺産、中世都市トレド観光 ーーー (トレド宿泊)
     3日目 ドンキホーテゆかりのラ・マンチャ地方の風車群を見学ーーコルドバに(約284キロ/約4時間)/市内観光ーー
            セビリアへ(約142キロ/約2時間                                 (セビリア、ホテル着21:00頃)
     4日目 セビリア市内観光ーーーミハスへ(約237キロ/約3時間20分)/ミハス散策ーーーグラナダへ(約160キロ/約2時間15分)、ー            ー夕食後、フラメンコショーとアルハンブラ宮殿のライトアップ見学ーーーー(グラナダ、ホテル到着23時30分頃)
     5日目 アルハンブラ宮殿観光ーーーーーバレンシアへ(約533キロ/約7時間40分)ーーー(バレンシア、ホテル着20時30分頃)
     6日目 バルセロナへ(約358キロ/約5時間)ーーー午後バルセロナ市内観光(ガウディ作の聖家族他グエル公園)ーーー
              (ホテル着20:00頃)
     7日目 ホテル5:30分発ーーバルセロナ空港〜フランクフルト乗継〜
     8日目  関空到着AM8時


1日目
       関空〜フランクフルト乗継〜ミュンヘン乗継〜マドリッド到着

今回フランクフルトとミュンヘンでの乗継の為、南フランス旅行の時より余計に時間が掛かった。これは旅行スケジュールと航空路線の都合からくる要因かも。年々歳がいくに従い飛行時間の長さが疲れで応えてくる。やはり出来る限り身体の動く内に旅行をしておかないとと思ってしまう。。
何とマドリッドのホテルに着いたのが23時。丸1日起きていた勘定になる。疲れの為ベッドに入ると爆睡であった。
関空出発時、米のビンラディン殺害
の様子を放映
ミュンヘンでマドリッド行きに乗継 4つ星ホテル、confortel alcala norte


2日目
       マドリッド市内観光と中世都市トレド観光

昨夜は着いた時間が遅かったので、今日はホテル9時出発だった。午前中マドリッド市内観光。ドン・キホーテの銅像があるスペイン広場とピカソの名作「ゲルニカ」や現代美術の巨匠達たち(ダリ、ミロ)の展示されている国立ソフィア王妃芸術センターを鑑賞。なかなか見応えがあった。
そして、ラッキーにも1カ月に1回行われている王宮の衛兵交替式に遭遇。壮麗な白亜の殿堂とその広場で繰り広げられる騎馬隊の交代式が素晴らしかった。残念にも時間的余裕がなく、その触りだけになったが・・・。その後、歩いて昼食の場所に移動。イカ墨とチキンであった。
スペイン広場にある三人の勇者 ドン・キホーテとサンチョ・パンサー 作者セルバンテス
ピカソの「ゲルニカ」 ダリ ミロ
王宮内広場で衛兵交替式 衛兵隊列 王宮外でも隊列
王宮付近の街の様子 重厚な雰囲気のレストラン イカ墨とチキンパエリア

中世都市トレド観光
食後(因みにスペインの昼食は遅く、食事は一日5回するという)、70キロ南に位置するトレドに車で移動。
トレドは世界遺産、その美しい町を夕暮れまで観光。5月の日没は9時過ぎ。兎に角一日が長い。勿論サマータイム。
エル・グレゴの傑作が見られる大寺院カテドラル。スペイン・カトリックの総本山と言われるだけあって、各地のカテドラルの中でも最も大きな規模を誇っていた。夜のライトアップも綺麗だった。ホテルの部屋からも一望できた。
一路南へ約70キロ、トレドへ向かう トレドの町を一望 カテドラル(内部撮影禁止)
外壁の彫刻 坂道が多いので観光用トレン 旧市街地の町の様子
旧市街地内の宿泊ホテル(4つ星) 部屋の様子 ライトアップされたカテドラル



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