新緑の英国6日間、その4


 5日目
チッピングノートンからロンドンへ。ロンドンのバラマーケット〜大英博物館〜バッキンガム宮殿〜他、車窓より
今日はロンドン市内を観光後、夜の9時過ぎにヒースロー空港から日本への帰国日となる。(ロンドン15/6℃)
ホテルを8時に出発し、東に約129km先のロンドンへと移動。朝から少し小雨がちの天気であったが、市内に着いた頃には幸い雨も止むが、時折パラリの繰り返し。これがイギリス特有の天気かも。

まず最初に着いたのがロンドンっ子の台所バラマーケットBorough Market。今年で250周年を迎えるという歴史ある古い古いロンドンの胃袋を支える台所。オーガニック・フード・マーケットとしてはロンドン1の規模を誇り、肉・野菜・魚、チーズ・加工品・ワインなどなど地方からのみならず海外から渡って集まる食材の数々は、この国の“食”に対する豊かさをも象徴しているかのようだ。場所は地下鉄 ロンドンブリッジ(London Bridge)駅より徒歩5分、鉄道高架三叉路に挟まれた所。我々の専用バスはそのマーケット近くで下車させて貰い、時間が来たら迎えにくるという手筈であった。
     バラマーケット(オーガニック食材で有名な)
マーケット入口 種類豊富なポークパイ
ロンドン橋高架下からの入口 パエリア(スペイン料理)
日本人向け(大阪弁)の看板 後方はサザーク大聖堂
    大英博物館
世界三大博物館の一つで、世界最高という称号をほしいままにしている博物館。その昔、明治25年(1892年)和歌山県出身の生物学者(特に菌類学)、民俗学者として世界的有名な南方 熊楠がイギリスに渡り、この大英博物館東洋調査部に入り、資料整理に尽くし、また色んな研究記事を科学雑誌『ネイチャー』などに次々と寄稿して、大変な功績を残したという我々にとっても興味深い博物館。その規模、質の高さなど他の博物館の追随を許さない程の内容で、ともかく広い博物館であった。
地上階(1階)西側は、古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ・ローマの展示。館内は写真、ビデオ撮影可。必見はエジプト象形文字解読の手掛かりとなったロゼッタ・ストーン。
2階南側は、ブリテン、ヨーロッパのコレクションが展示
2階北側は、エジプトに関する展示で、多数のミイラが並んでいる。
地上階(1階)・2階最北側は、ガンダーラ像やヒンドュー教の石像など、東洋の文化遺産を幅広く展示。
しかし、実際は全部見るには余りにも時間がなく、表面をさらりと見ただけ。重要なポイントは添乗員さんの詳しい解説を聞きながらの観賞であった。

博物館正面 屋根の壁画 ロゼッタ・ストーン
ミイラ
    バッキンガム宮殿
ご存じエリザベス女王お住いの宮殿。奇しくも我々の帰国後の5月18日に、エリザベス女王在位60周年(現在86歳)記念祝賀の催しがロンドン郊外のウィンザー城で開かれ、我が日本の天皇、皇后両陛下が世界各国の王室の君主や旧王族、英国の王族らとともに出席された。招待客は約30カ国に上るという。
名物の衛兵交替式が午前中なので、我々の着いた時間が14時20分だったので見れず。また宮殿の内部見学も夏期のみ限定なので、門外からの外部撮影で終わる。

    車窓より
ウエストミンスター寺院の外観 北側から見たウエストミンスター寺院 国会議事堂
ビッグ・ベン 名物ロンドンバス
トラファルガ広場。ネルソン記念柱が右位置に 広場の全景図(画像クリック拡大 ロンドン郊外のアパート
 6日目
ロンドン市内を観光後、そのままヒースロー空港へ直行する。

今夜の21:20発、上海向けMU-552中国東方航空にて離陸。しかし、上海空港乗継で約1時間遅れの関空へ離陸した。上海も日本に比べかなり離発着が増えた。経済成長著しい中国。これ位の遅れは普通なのかも知れないな〜?何せ出発ゲートが中々決まらなかった。

そして、そのまま関西空港に1時間遅れで到着。 今回の長旅も無事終わりました。
ツアーの皆さま、ベテランの添乗員さん、どうも有難うございました。

5日目夜9時、ヒースロー空港の様子 翌6日目、PM4:30、上海空港の様子 上海空港、出発ゲートの確認



前のページ5日目に戻る                                              ホームへ戻る