ドイツロマンチック街道と 煌めきのオーストリア8日間(4)


5月6日(6日目)
[世界遺産の街並みと散策]シェーンブルン宮殿観光
午前中は世界遺産のシューンブルン宮殿観光だ。ここも2回目だが何度見ても美しい。今回も好天だった。真っ青な空に黄金映える宮殿の姿が実に素晴らしい。名前の由来も、シェーン(美しい)ブルン(泉)。650年も続いたハプスブルグ家の夏の離宮。ここで16人の子供を産んだ女帝マリアテレジアによって美しい姿になったと云われている。豪華な宮殿内部もさることながら、背後に広がる広大な庭園。とても展望テラスまで行く時間がなかった。
宮殿内部は、カメラ・ビデオ禁止のため、脳裏に焼き付け、後で別売りの写真で事後チェックだ。宮殿内の部屋は1441室あり、1、2階部分を除いて3、4階の居室が国営賃貸住宅として現在使われているそうな。但し官舎なので、国が認めた著名人が入居の条件とか。現に住んでいる人居るらしいが、建物に手を加えたり、窓に花など置いてはいけないので、かなり窮屈らしい。勿論その人と思しき人とは誰も解らず。
正面門左より見た宮殿 正面門から見た宮殿全体 正面玄関
庭園 後方高台に位置するグロリエッテ(展望テラス) 内部庭園から見た宮殿裏側
大ギャラリー
舞踏会や晩さん会の会場(ネットより転載)
ローザの間 (ネットより転載) 小ギャラリー
家族の催しなどに使われた(ネットより転載)


半日自由行動 
 @シュテファン寺院
シェーンブルン見学終え、昼食を挟んで午後から夜まで自由行動を選んだ。オプション参加の人達もあったが、その人達と別行動。旅行前から何処に行くのか予め決めていたので、まずはシュテファン寺院。ゴシック様式の代表格。137mを誇る南塔。その内部は広々しすぎて、外観に比べ余り荘厳さを感じなかった。


Aデメールでお茶
皇妃エリザベートもお気に入りの老舗ケーキ店だ。8年前と全く変わらず、再度の訪問。食べたケーキの味は甘かった。店内の厨房はガラス張りで、職人がケーキを作る姿が見れる。座ったテーブルも8年前と同じ席。ケーキは店先で選び、そのカードを自分で選んだテーブルで担当ウエートレスに飲物注文と一緒に渡せば良い。勘定もそのテーブルで。全てが8年前と同じだった。
右側がデメールのお店 選んだケーキ 厨房の様子


Bショッピング
デメールの店に程近い某ブランド店で財布入れの購入。これも8年前と同じパターンだった。


C王宮見学
入場券を購入し、内部に入ると銀器コレクションからスタートになる。膨大な数の食器が並び、ハプスブルグ家の食文化がわかるが、次がミュージアムショップになった。あれ?おかしいな?これで終わり??しかし勘違いだった。それを通過して3階まで上がったところが、今回メインの「シシィ博物館」から「皇帝の部屋」になるのだ。エリザベート(愛称シシィ)が波乱にとんだ人生を、今回旅する中で何回となくガイドや添乗員さんからも聞いていたので、ドレスや愛用の小物、そして美に対する追求など多岐に渡る展示品に接し、とても身近に感じられた。特にエリザベートの部屋では、プロポーションを保つために、運動器具が取り付けられた化粧室兼体操室だった。この当時でここまでやるか!である。

大サロン
「シシィの星」と呼ばれる髪飾り
をつけたシシィの肖像画
(ネットより転載)
長年、身長170、体重50、ウエスト
50というプロポーションを維持
した化粧室兼体操室。奥に見える
のが吊り輪と体操器具
(ネットより転載)

皇帝一家のディナールーム


D美術史博物館
ウイーンで美術館を一つ見るなら、ここがお薦めとガイド本にも書かれている。以前の時は時間がなく、建物の前で残念した。
だから今回はリベンジだった。中は広くて1階は古代の彫像、2階は絵画である。特に有名なのが世界最多を誇るブリューゲルのコレクション。その他ラファエロなど傑作が目白押しなので、たっぷり時間を掛けて見るには無理だった。日本語音声ガイドを借り、それを耳に当てながら、空いていたので主なものだけ絵画の前のソファーに座ってじっくり観賞できて楽だった。
美術史博物館 ソファーに座って観賞できる ブリューゲルの「雪中の狩人」
2階天井にも 自然史博物館と美術史博物館の間に
マリアテレジア象がある


E市内散策
この他、色々観光巡りを続けている間や、又は路面電車でホテルに帰るまでの間を撮影したスナップ写真を掲載。ホテルまで路面電車で15分程だった。その日の夜は、ツアーの夕食がないので、自分達でホテル近くのマクドで軽食。レストランよりこれが一番楽で安上がり。(^^)
王宮周辺の観光馬車 王宮周辺の芝生で寛ぐ市民 国立オペラ座
路面電車の自動販売機。至って簡単 路面電車 車内の様子
マクドの店内 メニュー マクドの前が宿泊しているホテルだった


5月7日(7日目)
帰国の途につく(早朝6時出発)
今日は帰国日。ウイーン空港よりフランクフルト乗継になるので、ホテル出発は早朝の6時だった。日本に着くのが翌朝の7時。飛行時間はフランクフルトまで1時間30分。そして関空まで約12時間。時差7時間。そして日本に帰ってからも起きているので時差ボケになりやすい。だから出来るだけフライト中も睡眠を摂るように心掛けた。
ウイーン空港 フランクフルトで乗継 間もなく日本に


5月8日(8日目)
日本到着(早朝7時到着)
長いようで短かった今回の旅。素晴らしい景色や観光で2度目の訪問地もあったが、更なる内容を深めたので、良かった。
お天気にも恵まれ、肝心な処で晴れてくれたのが良かった。またこのような機会あったら、出来るだけ足腰のしっかりしている時に行かないと、海外旅行は体力勝負。つくづくそう思う。出来るだけ時差ボケを防ごうと思ったが、やはり2日後より発生。
暫く眠気が急に襲われる日が続いた・・・。



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