5月5日(5日目) | |
ハルシュタットの午前中 | |
ハルシュタットの出発は11時との事、ここで十分な自由時間を割いてくれたようだ。多くの観光客が昼前後から大挙押寄せる事も考えられるので、朝の人通りの少ない時間がとても心地よかった。早朝5時40分過ぎにホテルを出て、よく絵葉書なんか撮られているビューポイント地点に足を運んだ。それも10分足らずで行けるのだが、我々だけでなく、先客が2人程いた。勿論お目当ては夜明けのシャッターチャンスを狙うため。その内ツアー仲間も2人程加わった。明るんできた空にハルシュタットの町が湖面に映し出され、それはそれは絵になるグッドチャンスが巡ってきた。更に日の出が高山の峰々が黄金に輝くモルゲンロート(朝焼け)という現象を期待した。山頂部分に少し出来たが、私が過去穂高で見た豪快さはなくとも、全体の構図となれば、実に素晴らしいものだった。更に湖面から雲が湧きあがる演出がより一層効果を引き立ててくれた。 出発時間に合わせ、町外れの駐車場まで、土産物店を物色しながら歩いた。ここの土産物の代表格は岩塩。また家で飾るイラスト画も購入。ハルシュタット塩抗は世界最古の塩抗で、今なお操業中とは驚きだった。 |
夜明け ホテルのテラスより5:37分 | 5:51分 | ちょっぴりモルゲンロートに |
6:02分 | 6:03分 | 6:16分 |
6:16分 | ヘリテージ ホテル | 街並み 8:42 |
教会 | 公園 | |
マルクト広場 | 渡し船 | |
岩塩 | 水飲み場 | 寛ぐ猫 |
山の傾斜に民家 | 舟屋 | |
オープンカフェ | 今なお操業中の塩抗の山(バス停付近) | 塩抗見学のケーブルカー |
一路ウィーンまで300km |
ハルシュタットからウィーンまで、昼食を挟んでまた風光明媚な景色を堪能しながら飽きる事なく眺めていた。 そして夕方17:00今夜の宿泊ホテル「ベルビュー」に到着。ここは明日も連泊する事になっていた。 そして夕食後、宮殿コンサートに案内された。最初、8年前と一緒のシェーブルーン宮殿のコンサートとてっきり思っていたが、全く違っていた。街の真中にあり、建物は大層立派で、パルフィ宮殿?らしい。カメラ、ビデオ撮影禁止は解るが、ある程度の身なりをしたつもりのパルフィ宮殿?にカジュアルジャケットや旅行バッグまでクロークに預けさせられたのには参った。しかも1.5ユーロ払わされて。皆も同じだった。そんな大層なコンサートじゃあるまいにそこまでやるか!バッグにはパスポートが入っていたので、取り返そうと係りの人に交渉したが、返してくれない。万が一紛失されたら元も子もない。早速添乗員さんに掛けあって貰ってやっとこさ返して貰った。部屋は小さな部屋だった。案の定、内容はコンサートと云ってもバイオリンやチェロなど5人の楽団と男女バレエダンサー、ソプラノ歌手1人で、モーツァルトやシュトラウスなどおなじみのポピュラーな演目ばかり。楽団員は最初バロックコスチュームで演奏だった。どうせ観光客向けだからこんなものか。それよりクロークの件で頭に来ていたので、全然面白くもなかった。楽団員もアルバイトのようにしか思えなかった。あの無理やりクロークで払わされた料金は、彼らのバイト料の一部になったのだろう? |
トラウン湖 | ||
ホテル「ベルビュー」 | ホテルの部屋 | パルフィ宮殿? |