きらめきアンコール・ワット、その2


 9月15日(3日目)
早朝、アンコール・ワット西参道よりサンライズ観賞
   午前中、郊外の東メボン、バンテアイ・サレム及びバンテアイ・スレイ遺跡観光
   午後、伝統工芸品工房、伝統織物研究所へ及びオールドマーケットで買物


日の出観賞
西参道からのサンライズ観賞の為、ホテルを5時出発。眠い目を擦りながら迎えの車に乗込む。天気予報はあまり芳しくない。それでも現地には大勢の観光客が集まっていた。白人と中国人は余り興味がないらしく、これには参加しないとガイドの話。案の定、日の出を待っている間にポツポツと雨が降り出し、間もなくスコールになった。これは無理だと思ったが、一応日の出時間まで待機となった。
アンコール・ワット西塔門南側で日の出時間迄に
スコールになった為、修復されたヴィシュヌ神像
の横で雨宿り
薄らいだ夜明けの雨のアンコル・ワット
AM7時過ぎ、スコールは約1時間続いて小降りとなり
サンライズ観賞から引揚げる観光者達。
怪我の功名ならぬ雨のお陰で、ついつい
見過ごしてしまう第一回廊の壁画の
一大ギャラリーが見られた。
手前のガーナーは舟を表し、後方は西塔門 壁画の一部


サンライズ観賞も残念で終わり、一旦ホテルに帰る。朝食も終え、少し寛いでから次なる遺跡巡りは
郊外に車で移動。東メボンからバンテアイサムレ遺跡へと周辺の遺跡観光に出発。
 東メボン      創建年代:1世紀    信仰:ヒンズー教
ピラミッド式の東メボン寺院。遠くから見られる事を
意識して造られたようだ。
巨大な象が周辺の四隅に立っている。
東側から見た主祠堂 現職のPOLICEがワッペンなど1000円で買わない
かと話しかけてきた。どうなってるの〜?

 バンテアイ・サレム       信仰:ヒンズー教 創建年代:12世紀初頭
「サムレ族の砦」という意味を持つ寺院だが、入れ墨という意味もある。第一回廊、第二回廊、真中に中央祠堂がある。比較的訪れる人少なし。
重厚な外観と高い塀 右から第一回廊、左第二回廊
テラス付の回廊 中央祠堂


お姉ちゃん(5歳位)が弟・妹の面倒を見るのが普通 高床式住居
水田には水牛が活躍の場 車の前を走るトゥクトゥクとバイクに家族総乗り


 バンテアイ・スレイ 「女の塔」の意味を持つ寺院    信仰:ヒンズー教   創建年代:967年
東門入口 150mの参道。両脇にリンガを模した象が並ぶ
第二周壁の門。門の先端が渦巻くスタイルが
この遺跡の特徴
第二周壁の門塔で最も美しいとされるレリーフ
象の聖水で身を清めて貰っているレリーフ 「東洋のモナリザ」と呼ばれるテバター。
しなやかで柔らかい身体の線と表情が魅力的
こちらも美しい。アンコール・ワットに比べると彫が
深くて柔和である。
精密な彫刻が数多く残っているのは、赤い砂岩の
質が良かったと云われている。


午後からの観光
昼食後、伝統工芸品工房、及び伝統織物研究所に案内された。ここには日本人女性スタッフもいて、
カンボジアが好きで仕事に従事しているという。本当に日本女性は逞しいと思った。


オールド マーケット  
中には約300程の店がしのぎを削る。
中央シアヌーク元国王、右婦人、左現国王


帰国日 9/15〜9/16
あっという間の帰国日が来た。夜の20:25発ハノイ行きに搭乗、ハノイから大阪行きに乗継。
カンボジアの一部分だけだったが、遺跡や現在のカンボジアの様子など、それなりに得るものも
大きかった。 やはり『百聞は一見に如かず』だ!
カンボジア空港にて これより搭乗 ハノイから大阪へ




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