GWを利用してクロアチアとスロベニアを巡ってきた。この時期料金も少々高めだが、大型連休を利用出来るのでやむなし。 昨今のイスラム国のテロを警戒し、ヘルシンキ経由のクロアチア入りのツアーを選んだ。 過去に内戦で痛ましい戦跡もあったが、現在は平和で素晴らしい綺麗な国だった。2013年にクロアチアはEUに加盟したが通貨はクーナのまま。スロベニアは2004年にEUに加盟し、通貨はユーロ。アルプス山脈の南端に位置する山岳国で、オーストリアに接している。 いずれの国も独立国となるまで幾多の犠牲が伴い、今なお戦火の傷跡も残している。が、アドレア海に面した自然環境が素晴らしい。5月の気温は、海に面した地域は早朝は10℃以下だが日中は20℃以上に上った。内陸部はそれより低い。でも全体的に過ごしやすい。政治経済が安定し、最近頓に観光に力を入れ、歴史と自然が織りなす見所多い魅力たっぷりの国々であった。、 |
(クロアチア)エメラルド・グリーン輝くプリトビチェ湖群国立公園 |
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4月29日(1日目) | |
関空よりヘルシンキ経由のクロアチアへ | |
関空10:45発フィンランド航空にてヘルシンキ経由のクロアチアのドブロブニクに。これには訳があり、昨今イスラム国のテロを回避する為の安全策でもあり、イスタンブール経由だと何か気持的に不安もあったからだ。 ヘルシンキ迄約10時間、乗継待ち時間2時間、そしてクロアチアまで約3時間の長旅だ。 何のトラブルもなく、無事クロアチアのドブロクニクに18:55に到着。そして専用バスでホテルに着いたのが20:30頃。日常サイクルに近いので、シャワーを浴び、すぐ就眠できるので、翌日への疲れの持ち越しも少なくてすんだ。今回も家内と某ツアーに参加。 |
関空ーヘルシンキまでの飛行ルート | ヘルシンキで乗継 | 夕暮れのアドレア海 |
4月30日(2日目) | |
世界遺産ドブロブニク観光 | |
昨日ホテルに夜着いたので、周りの景色が解らなかったが、実に素晴らしい景観のホテルであった。勿論4つ星だった。 目の前に広がるアドレア海は、春の陽光が燦々と輝き、とても寛いだ気分になれた。海外向けパンフレットに良く目にするドブロブニクに今から観光だ。バスですぐ近くの所にあった。旧市街の城壁内に入る前に、まずロープウェーでスルジ山から旧市街全体を見降ろした。アドレア海の真珠と称えられ、オレンジ色に統一された屋根が並ぶ旧市街は、高く重厚な城壁に囲まれ、どこから見ても絵になる光景だ。城壁は、全長1940mあり高さも最高で25mもある。要塞や見張り塔があり、見るからに堅牢だ。1667年に大地震があり、旧市街は瓦礫と化したが城壁は被害がなかった。また1991年にユーゴスラビアの攻撃も受け、町は破壊されたが、その後長年にかけて完全修復したから凄い。ここは海洋貿易として栄えた都市だった。 |
ホテル敷地内からアドレア海の眺望 | スルジ山から旧市街を見降ろす | ロープウェー展望台より |
ドブロブニク城内に入る | バロック様式の聖母被昇天大聖堂 | プラッア通り |
ドミニコ会修道院 | 海と陸の周囲を2km弱の城壁で囲んでいる | 船上から見たドブロブニク旧市街 |
スプリットへ移動 | |
昼食後、スプリットまで212km、アドレア海沿岸部を北上しながら、約4時間かけ次なる目的地まで移動。今夜の宿泊地でもある。アドレア海沿いを走るので、退屈はしなかった。途中大小の島々が点在し、更に、ストン、マカルスカという其々小さな町だが、沿岸リゾート地として有名な町を通過し、車上よりガイド本を片手に景色を楽しんでいた。 |
マカルスカの町 | シベニク付近のドライブインにて | アドレア海に屏風の山が横たわる |
岩盤の山々 | 別途、写真位置情報 | 今夜の夕食はムール貝 |