陽光のクロアチアとスロベニアの9日間

5月1日(3日目)
世界遺産スプリット観光トロギールシベニク〜プリトビチェ湖群国立公園の宿泊地へ
今日は1日、各世界遺産の町々を観光しながら総距離280Kmの大移動だ。それぞれ見所多かった。
世界遺産スプリット観光
ここの見所は、ディオクレティアヌス宮殿と旧市街の街並みだ。
アドレア海沿岸最大の港町スプリットは、ローマ帝国ディオクレティアヌス(245?〜316?年)の宮殿がそのまま旧市街になったという珍しい起源をもつ町だ。そもそも宮殿があった所に人が住み着くようになったのは、ローマ帝国が滅亡し、異民族が大挙この地に入り込んで来たのは7世紀の事。人々は宮殿の基礎部分はそのままに、その上から建物を増築する形で町を築いていったので、古代と中世の建物が複雑に絡み合う独特な町並みが出来上がったという。
昔は海に面していた 大聖堂 ロマネスク様式の鐘楼
鐘楼からの旧市街地の眺望 鐘楼からの眺望その2 前庭で彼らのCDをゲット


世界遺産トロギール観光
スプリットから沿岸部に沿って28kmの所に位置するトロギールは、周りを城壁に囲まれた小さな島で、本土とチオヴォ島を橋で結ばれている。狭い島内には様々な時代にわたる教会や歴史的建造物がひしめいている。中でも聖ロブロ大聖堂はクロアチアを代表する教会で、ユネスコの世界遺産に登録されている。
小さな橋を越えて島に入る 北門入口 聖ロブロ大聖堂
ドゥルギ広場(ここの中心地) 石畳で敷かれた狭い路地が多数 聖ロブロ大聖堂入口門に描かれたイエスの生涯
子供達の遊戯場としてイベントが催されていた カメルレンゴの砦 南門


シベニク観光
ここもトロギールから約60Km沿岸部に沿って北上。クロアチアのアドレア海岸のほぼ真中に位置している。特に聖ヤコブ大聖堂は、ゴシック様式とルネサンス様式が見事に融合し、ユネスコの世界遺産に登録されている。中世の街並みを色濃く残し、狭い路地が特徴的な旧市街は、ただ歩いているだけでも楽しく感じられる。
シベニクの全景(大聖堂は中央高台) 海沿いに広がる町並み 聖ヤコブ大聖堂
洗礼台天井部分の装飾(下の写真と連動) レプリカ広場周りも住居と混在 大聖堂の屋根に立つ象(上の写真の赤丸)
洗礼室とその洗礼台(上から太陽光が射し込む) 大聖堂の周囲に彫られた71人の人頭 細い路地が網の目のようにあった


一路今夜の宿泊地、プリトビチェ湖群国立公園へ180km大移動
シベニクから海沿いを離れ、一路180Km内陸部を北上。約3時間の移動であった。景色もゴツゴツした岩山が続き、石灰岩質の山肌が露出していた。近くにパクレニツァ国立公園やヴェレビト山脈があり、自然豊かな場所である。気軽なアドベンチャーを求める観光客に適しているらしい。いずれもカルスト地形が織りなす美景である。その山脈を高速道路(A1)が5、6kmのトンネルが貫通していた。明日のリトビチェ湖群国立公園が楽しみだ。気温も僅かながら下がりつつある。多分早朝は10℃位になりそうだ。
カルスト地形の美景(アドレア海を跨ぐ) ゴツゴツした岩肌のヴェレビト山脈南部を
高速道路(A1)が5、6kmのトンネルが貫通
今夜の夕食はマス料理だった




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