ポルトガルと言えば、首都はリスボン、オリーブ油とコルクの生産が盛ん、フランシスコザビエル、歴史が古く世界遺産も多い、信長時代に異国の宗教と文化をもたらした、等々、余りパットした印象の少ない国で浮かんでくる。 折しも昨今イスラム国によるテロの心配もあるので、その中でも一番安心できそうなのがポルトガル。また、5年前にスペインに旅行した時、この国へは行かなかった、との単純な理由で、GWの大型連休を利用して旅情豊かな彼の地に旅してきた。 やはり「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものだ。実に興味深い、日本とも友好国の国だった。 |
ポルトガル第2の都市「ポルト」。 ドン・ルイス一世橋とポルトの旧市街 |
日程 | 2016年 | 5月2日〜5月9日 |
5/2(月) | 関空10:05発LH741〜フランクフルト着(現地時間)14:45 (所要約11時間40分) 乗継6時間30分待ち フランクフルト21:10発〜ポルト到着22:55(所要時間 約2時間45分) 時差(日本/ポルトガルー8時間) ホテル到着24:00頃 (宿泊地ポルト、ホテル:メルキュール ポルト ガイヤ) |
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5/3(火) | ホテル出発8:30〜専用バスにて230Km、スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステーラへ。 大聖堂、キンターナ広場、世界遺産巡礼の道、歓喜の丘 昼食はタコのガリシア風 昼食後ポルトへ230Kmへ戻る。 夕食は海鮮リゾットと名ワイン (宿泊地ポルト連泊) |
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5/4(水) | ホテル出発8:40 〜世界遺産ポルト観光。サンフランシスコ教会、、ボルサ宮、サン・ベント駅、ドン・ルイス1世橋 カイス・ダ・リベイラ ポルトワイン工場で試飲 昼食はアロース・デ・パト(鴨ごはん) 昼食後コスト・ノヴァへ約83Km移動 コスト・ノヴァ散策〜ブサコへ約66Km移動 夕食はホテル宮殿内レストランにて (宿泊地ブサコ、ホテル:パレス ド ブサコ) |
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5/5(木) | ホテル出発8:20 専用バスにてコインブラへ(約30Km) コインブラ大学、旧聖堂 ナダレへ110Km移動 シティオ地区へ。 昼食は、イワシ料理とデザートにカステラの起源となったお菓子パン 昼食後、アルコバサへ(約16Km) 世界遺産サンタ・マリア修道院見学 リスボンへ約120Km移動 夕食はカルディラーダ(ポルトガル風ブイヤベース ホテル到着19:30頃 (宿泊地リスボン、ホテル:リスボン マリオット) |
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5/6(金) | ホテル出発9:00 専用バスでオビドスへ(約100Km) オビドス散策後リスボンに戻る 昼食はカタプラーナとエッグタルト 食後、世界遺産シントラ観光 王宮へ ロカ岬観光〜リスボンへ戻る。 夕食は、ポルトガル民謡ファドディナーショーを見ながら (同上ホテル連泊) |
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5/7(土) | ホテル出発8時45分 リスボン観光。 世界遺産ジェロニモス修道院、世界遺産ベレンの塔 発見のモニュメント、アルカンタラ展望台 *生憎強風と雨に祟られる 昼食はバカリャウ(タラ料理) 昼食後フリータイム。生憎強風と雨に祟られ、名物の市電28番線に揺られてのリスボン巡りはパスする。 (同上ホテル連泊) |
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5/8(日) | ホテル出発4:45分 専用バスで空港へ リスボン7:15発LH1173〜フランクフルトへ 乗継時間約2時間待ち フランクフルト13:30発LH740 関空まで約11時間 |
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5/9(月) | 関西国際空港到着8:00 |
5月2日(1日目) | |
関空よりフランクフルト経由でポルトまで | |
関空10:05発ルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトまで約12時間の長旅。それが終わったと思えば、更に6時間の乗継時間待ち。今回の乗継は極めて悪かった。そして約3時間のフライトがまた続き、やっとこさ今夜の宿泊地ポルトに到着。 シャワーを浴びてベッドに入ったらバタンキュ〜!何と総所要時間21時間だった。 |
凄いビジュアルなフライト情報にビックリ。 | 只今京都から滋賀の武生上空へ | 今夜の宿泊ホテル:メルキュール・ポルト・ガイア |
5月3日(2日目) | |
スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラを日帰り観光 | |
今回旅の主体はポルトガルなのだが、ポルトから近いスペイン領土のサンチャゴ・デ・コンポステーラへ1日観光である。 近いと云ってもその距離230Km、5年前にマドリッドからバルセロナまで、南部を廻った事あるが、北部は無かったので丁度良し。 しかも、このサンチャゴ・デ・コンポステーラは世界三大聖地へ行く「巡礼の道」と云われ、中世の頃からエルサレム、ローマと共に キリスト教の三大聖地の一つであった。今尚、若者などバックパッカーもどきスタイルで聖地目指して歩いている姿を多く見られた。 大聖堂、歴史的建造物や歓喜の丘など見所多かった。 |
早朝のメルキュール・ポルト・ガイア | ホテルの隣は大型ショッピングモール | アラビダ橋より眼下に小奇麗な建物が並ぶ |
ポルトの幹線道路、早朝渋滞の様子 | スペインとの国境に接する橋の上で、警察の 検問。普段は無いが、難民対策で出動か? |
ムール貝養殖(Ponte de Rande橋より車窓) |
「歓喜の丘」 キリストの聖地として、多くの 巡礼者を受け入れてきた町 |
荘厳なカテドラル(大聖堂)の全景 | 塔の中央に聖ヤコブ像が巡礼者を迎える |
身廊奥に黄金輝く彫像や主祭壇 | 主祭壇中央に聖ヤコブ像と中央にドーム から吊り下げられた巨大な香炉 |
回廊 |
オブラドイロ広場西側にあるラジョイ宮殿 | 旧王位病院 | |
赤屋根が建ち並ぶ町並み | 旧市街地に点在する水飲み場 | サン・マルティン・ピナリオ修道院 |
昼食はタコのガリシア風 柔らかくて美味しかった |
友好国日本から、寄贈された桜が満開 | 旧市街地 |
ポルトまで戻ってきました |
ポルトはリスボンから約300Km、ドウロ川北岸の丘陵地にある。坂の多さは「7つの丘の街」と呼ばれ、リスボンにも劣らない。 人口約23万人、ポルトガル第2の都市である。この国の商工業の中心として栄え、ポルトガル発祥の地で、名前の語源でもあった。 その昔(15世紀頃)大航海時代の先駆けとなり、ポートワインを世界に発信しつつ、このドウロ川より帆船で運びだしたのだ。 |
ドウロ川とドン・ルイス1世橋 | 今夜の夕食は、アロース・デ・マリスコス (海鮮リゾット) 日本人に合う味 |
午後8時13分、やっと日が沈む時間帯となった |
午後8時22分、大西洋に日が沈む | ホテル隣のショッピングモールに買物 | 近代的なショッピングモールであった |