ポルトガル旅情8日間、その2


5月7日(6日目)
午前中、リスボン観光、午後よりフリータイム
生憎、朝より雨だった。折角見所多いリスボンの街歩きも、この雨だと半減だ。残念だが致しかたなし!
リスボンは坂の多い街。1日乗り放題券も貰ったので、どれだけ活用できるかだ。名物市電やケーブルカーなど。

発見のモニュメント
発見のモニュメントは、1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して造られた。内容は、大航海時代を切り開いた偉人達が並び、エンリケ王子を先頭に、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼラン、フランシスコ・ザビエルなど十数人が帆船をモチーフとし、大海へ乗り出す勇壮な様を描いている。
航海の船をモチーフに 先頭にエンリケ航海王子 右より二人目がフランシスコ・ザビエル
欧州航路 インド航路 極東航路

ベレンの塔
ベレンの塔は、船乗り達を見送り出迎えてきた。マヌエル1世の命により1515年に着工。船の監視や要塞として造られ、後に通関業務や灯台としても使われた。


世界遺産、ジェロニモス修道院
ポルトガル黄金期を象徴するもので、エンリケ航海王とヴァスコ・ダ・ガマの偉業たたえ、航海の安全を祈願してマヌエル1世が1502年に着工。そして約1世紀をかけて完成した。
まさに大航海時代の栄華を反映させた、ポルトガル海洋王国の記念碑といえる。
ジェロニモス修道院正面 複雑に交差するリブが荘厳な空間を演出
内陣 王家の霊廊となっている 入口上部に聖歌隊席
聖歌隊席から キリスト磔像
インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマ 中庭 回廊
食道側壁に描かれたアズレージョは18世紀
もの


アルカンタラ展望台
ケーブルカーで登ると小さな公園がある。高台から見下ろすリスボンの眺めは素晴らしいのだが、
生憎今日は天気も最悪で、強風雨にずぶ濡れ。それでも何とか写真撮影。他少し街歩きも強行。
名物市電28番線に乗ろうと企てたが待ち人多く、尚且つ電車の回転も悪く、諦めざるを得なかった。
ケーブルカー(グロリア線)で展望台に 全て手動式運転(ワイパーまで)
アルカンタラ展望台より(左側) 中央 右側。後方にサン・ジョルジェ城
レトロな市電
フィゲイラ広場 手造りの道具 透かし彫り金細工(19K)のペンダント



5月8日(7日目)
帰国日  リスボン〜フランクフルト経由〜関西空港へ
リスボンからフランクフルトまで約3時間。乗継時間待ち2時間。そして関空まで約11時間。総所要時間16時間の長旅だ。
10年程前は、これ位の時間は何とも感じなかったが、齢を重ねる度に疲れを覚える。とは言え、元気な内に、もっともつと
異国の地を見てみたい気持ちは変わらない。
フランクフルトで乗継 一路関西空港へ 地球の左から右へ



5月9日(8日目)
関西空港到着7:50
到着予定7:20分より天候の関係で30分遅れ。乱気流に機体は激しく揺られ、熟睡はできなかったが、帰国早々仕事が控えていたので、必死に
睡眠を貪る自分であった。
                                          





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