香港2泊3日の旅


 9月の連休を利用し、2泊3日と云う短期間だったが、目いっぱいの時間を使って香港の街を観光してきた。
香港は二度目だが、丁度中国に返還される1年前(1996年)に行って以来の丸20年振り。ふた昔も経過した香港は近代的な街に大変貌。過去の面影も残ってはいたが、今は全てが新鮮に映った。その面影とは、積木を積重ねたような8階建ての古い住宅と建設資材に使われる足場が鉄でなく竹。目抜き通りに乱立する看板の洪水。そこに高層ビルや更に20階30階と積重ねたノッポ住宅。まるでエノキダケのようにニョキニョキと細く伸びた異様な風景。こんなに変わるものだと感心しきり。

若者のファッションも違和感なく、日本より進んでいるかも。その中に同じ中国人だが、本土中国人の観光客も多い事。大きな声で喧嘩口調の本土中国人に対して香港人は静かで大人しい。金融、貿易、観光が主な産業。火力発電所が4か所と中国から原発の電力を高値で買わされているそうな。だから豊富な電力に満たされているので、街は不夜城のように起きている。

色んな見聞を広げてきたが、夜の「シンフォニー・オブ・ライツ」を動画で撮っていた隙にスリの被害にあったのは全く己の不覚であった。
夜景モードで手ぶれを無くすため両手で万歳し。バッグは襷掛けにはなっていたが、口は後方になっていた。チャックを開けられ、財布ごと抜き取られていた。翌日まで全く気が付かず。
同じ社の者が、昨年ベルギーで同じ手口の被害を受けているのを知っているだけに、自分も同じ手口でやられたのが恥ずかしい。
幸いパスポートやカード類、免許証の入った財布は無事だったので、こうした苦い笑い話として書けるのかも・・・。
香港一の 「スカイ100」からの眺望。手前香港島で対岸は九龍


日程  2016年   9月23日〜25日
  9/23(金)   関西空港9:20発CX-567〜香港到着12:20(現地時間) 到着後現地ガイドと合流して観光に直行。
香港市内観光、レパルスベイと鎮海樓公園、スターヘリーで九龍半島へ。1881ヘリテージ、名門ホテル「ペニンスラ・香港」など散策。夕食後、シンフォニー・オブ・ライツ夜景観賞 
                            宿泊ホテル:ハーバープラザ・リゾート シティー
  9/24 (土) 香港及び九龍市内観光とオプションツアー。黄大仙、スカイ100、香港歴史博物館。
ビクトリアピークより夜景観賞、オープントップバスにて市内観光、女人街散策等々。
                                              同ホテル:連泊
   9/25(日)
香港空港10:20発CX-506〜関西国際空港到着15:05 


     9月23日(1日目)
   関空から香港へ。そのまま市内観光。
   香港に12:20分に到着。時差1時間、飛行時間約4時間。本当に近いと思った。今や中国や東南アジアからの日本観光来るのも頷ける。我々はその真逆だった。現地ガイドの出迎えで、そのまま観光へと向った。
今日と明日の二日間を有効にするため、オプションで固めて観光地を巡った。幸いツアーも少人数だったので、専属ガイドのような待遇に結果的になった。

香港のタバコは1個220円。ガソリン220円/リッター。2DKのエレベーター付き高層住宅で平均17万円。8階建て(エレベータ無し)3万円位。お年寄りが多い。住居は使用権として斡旋業者から購入し、55年で国に返還義務あり。子供への権利移譲はできない。一戸建ては99年。大金持ちしか所有できず。
あまり住まいへの愛着がなく、どんどん移り住んでいく。車の税金50%、駐車料金35000円。これも金持ちしか所有できない。バイク、自転車の公道走行は禁止。及び公道での喫煙、ゴミのポイ捨て罰金2万円。
何かと規則が厳しいので、街は綺麗だ。シンガポールと同じ。等々ガイドからの情報を仕入れる。
     
 香港空港から九龍へ移動  30、40、50階建て高層住宅がびっしり 青馬大橋(上段:車、下段:電車) を渡ると
九龍半島へ
     
九龍より香港島を望む   スターフェリーで香港島へ(約7分)  香港島中環の金融街。左は大観覧車
  香港島、セントラル(中環)を観光〜海底トンネルを通って九龍へ。夕食後、8時から13分間の シンフォニー・オブ・ ライツの夜景観賞
九龍半島の対岸、香港島の中環で海岸線に沿って続く高層ビル群は、競い合うように天を突いている。香港は過去大きな地震に遭遇した事がない。土地も狭いので、建物は上に上に伸びる。背後に迫る山々をバッグに、林立しているさまは実に壮観であった。香港島の金融街、中環は、変化に富んだ、味のある街だ。香港経済の中心地という顔を持つ。世界中の主要な銀行や、国際規模の大企業のオフィスが集中している。 ここは、アヘン戦争に勝利したイギリスが植民地とした中枢部として開発された。ビルの谷間を歩けば、高級から安売りの店、屋台まであり、山側に行けば、グルメスポットがあり、その表情は多彩だ。さらに山側に行けば、アパート群が点在し、更に上に行けば高級邸宅も増える。
そして山頂に登れば、ヴィクトリア・ピークがあり、足元には中環のビル群、そして対岸には九龍半島の眺望が素晴らしい、絶景スポット。夜景観賞は必見の価値あり。(ここは明日行く予定)
     
レパルスベイ
海岸沿いにショップやギャラリーが並んでいる
レパルスベイで花文字をゲット   海樓公園
     
 長寿の象徴、鯱の口にお金を入れる人 エレベータ無しの住居(8階建て)。ここをお年
寄りが毎日上り下りしているとか。低家賃なので 
名門ホテル「ペニンスラ・香港」のロビー
     
「THE  PENINSURA」のチョコレート 水上警察本部が今や1881ヘリテージ・
ショピングモールに変身
シンフォニー・オブ・ライツの夜景
ヴィクトリア湾の夜景を華やかに毎晩8時から
15分間、サーチライトと音楽がシンクロする
     
九龍側から対岸の香港島
ここを撮っている間にスリにやられた〜(;_;)ウルウル
 一番高いビルは、香港一の 「スカイ100」  宿泊ホテル
ハーバープラザ・リゾート シティー 



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