ロンドン街歩き5日間の旅

9月の中旬、日本では30度超えの気温でも、現地では朝晩は11℃、日中でも17℃の気温で、少し肌寒かった。
ところが、何とヒースロー空港到着直前に、客室乗務員からロンドン地下鉄でテロ発生のニュースを聞かされる。一瞬「これは困った事になった」と思ったが、今更引き帰す訳にも行かず。兎も角、現地の様子を見ながら判断して、後は気をつけて行動しようと気を引き締めた。
爆発はウィンブルドン発東方面行きディストリクト線のパーソンズ・グリーン駅で起きたようだ。
ヒースロー空港の地下鉄は、ディストリクト・ラインのウィンブルドン行きのみ運行停止で、それ以外は全く通常通りだった。
我々が乗るピカデリー・ラインは、全然問題なし。ほっと一安堵する。もしタクシーでホテルに行くとなると、その料金は優に1万は超すだろう。

ロンドンの地下鉄は世界最古で縦横無尽に張り巡らされている。路線地図さえ持っていれば、何処にでも行ける。1日乗車券を事前にネットで購入していたから極めて有効的だった。何回乗ってもOK。バスも同じ。水上バスも割引使えるので、とても便利。

今回の旅行は1日を観光に集約したので、、朝からたっぷりロンドンを街歩き。身体はクタクタ。万歩計で2万歩、距離にして13キロ、地下鉄の乗り降り含め、かなりハードだった。でも有意義な街歩きを満喫しました。
           ロンドン・アイから見たテムズ川とWestminster Bridge及び国会議事堂        PM4:31


日程 2017年      9月14日〜18日
9月14日(木) 関空発23:45(EK317)〜飛行時間約10時間 エミレーツ航空   時差-5時間
9月15日(金) ドバイ着4:50 乗継3時間待ち   ドバイ発7:45発(EK01)〜ヒースロー着12:15   飛行時間7時間30分
地下鉄(ピカデリー・ライン)〜ラッセル・スクエア下車、約1時間     徒歩5分   15時:ロイヤルナショナル、(チェックイン)
ロイヤルナショナルから徒歩10分、大英博物館入館16時30分〜約20時頃まで観賞           夕食後ホテル帰宅21時
9月16日(土) ホテル出発8:00 地下鉄ラッセル・スクエア〜グリーンパーク下車 国会議事堂、ビッグ・ベン(外観のみ)ウエストミンスター寺院見学   バッキンガム宮殿まで徒歩(一区間だけバス体験)、衛兵交代式見学を1時間待機(残念ながらその日は無かった)
グリーン・パーク公園を抜けグリーン・パーク駅まで徒歩。昼食は、アフタヌーン・ティーを(一人25ポンド、食べきれない場合は持ち帰りOK)。
食後、ピカデリー・サーカスからチャリング・クロス駅まで地下鉄移動。ナショナル・ギャラリーで1時間絵画鑑賞。
チャリング・クロス駅からウォータールー駅まで地下鉄移動。ロンドン・アイに搭乗。テムズ川水上バスで、ロンドン・アイからタワー・ピア迄。タワー・ヒル駅からナイツブリッジ駅まで地下鉄移動。ハロッズで買い物。〜ラッセル・スクエア駅まで地下鉄移動。ホテル周辺の中華料理店で夕食。ホテル帰宅は20:00                        (ロイヤルナショナル連泊)
9月17日(日) ホテル出発9:00   ヒースロー空港まで地下鉄約1時間  
ヒースロー空港発14:15(EK02)〜ドバイ着00:15    飛行時間7時間          乗継3時間待ち  
9月18日(月) ドバイ発3:30(EK316)〜関空着17:40     飛行時間9時間10分


  9月14日(木)  1日目
関空〜ドバイ
深夜23時45分出発したエミレーツ航空は10時間掛かってドバイに到着。ドバイは巨大な空港なので、飛行機を降りてからバスでターミナル移動に20分程掛かった。アラブだけに暑そうだが、緯度としては香港と同じ。夜明けに近い時間帯なので、それ程〜という感じだった。
多くの乗継客で、大きな第3ターミナルは不夜城を呈していた。
機内の様子 関空〜ドバイ飛行ルート ドバイ着4:50


  9月15日(金)  2日目
ドバイ〜ヒースロー
ドバイ発7:45、また7時間30分掛けヒースロー空港へ。空港着陸直前に、客室乗務員からロンドン地下鉄テロの事を耳打ちされる。ヨーロッパでは、昨今いつ何処でテロが発生しても可笑しくない状況下、さして動揺は無かった。それより地下鉄全部がストップされる事の方が心配だった。幸いその心配もなく、テロ発生付近の路線だけ運休していた。無事ホテルに3時頃チェックイン。

着いた早々、出来るだけ時間を有効に使う計画なので、徒歩10分内に位置する大英博物館に行く。ここは無料なので、何回でも出入り出来る。但し、テロが発生した直後だけに、警備員の荷物検査が厳重で、カバンの中身まで細かく調べられた。
博物館の中は広い。、予め見たい箇所を決めて行動した。私的には二度目の訪問なので、同行者の意向に従った。
夕食は博物館近くの店で軽食を摂り、ホテル帰宅を出来るだけ早めにした。20時過ぎにホテル到着。後は爆睡だった。
ドバイ〜ヒースロー空港への飛行ルート ターミナル1,2,3より地下鉄(Underground) 日本語表示画面もあり。ゾーン1から6までが
30ポンド
ヒースロー・ターミナル、1,2,3駅より
ピカデリー・ラインに乗車
愛称「チューブ」と呼ばれるように丸く、
通路も狭い。
駅表示の電光掲示板は解りやすい。
車窓より、ゾーン6の住宅街の様子
地下鉄のロゴマークと駅名。シンプルで
解りやすい
ロイヤルナショナルにPM3時、チェックイン 部屋の様子


大英博物館
ホテルから僅か7〜8分、出来るだけ効率を優先するためこのホテルをチョイス。今日は20:30まで開館(通常は17時閉館)
全部見るには1日掛かりとなるので、予め見たい箇所をリストアップし、効率的に廻る事にした。
世界最高の博物館という称号をほしいままにしている博物館。その規模といい、質の高さといい、他の博物館の追随を許さない。やはり人気のあるのが、古代エジプト、メソポタニア、ギリシア・ローマか。必見はロゼッタ・ストーンは見逃せない。
ミイラも数々あり。それも古代から現在に至る迄の大量のお宝が、何と無料で見られるというのが驚きだ。
ホテルがあるラッセル・スクエア駅周辺 歩いてすぐに公園、それを横断すると博物館 大英博物館正面玄関
ロゼッタ・ストーン ミイラ
双頭の大蛇(トルコ石)    1500年頃 大量の蔵書



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