マレーシア4日間


 成人式の連休を利用して「デラックスホテルに泊まる週末マレーシア4日間」のツアーに参加した。
首都クアランプールは人口160万の大都会だった。今から20年前、家族旅行でジョホール・バルに行った時、発展途上国だったが、今は目覚ましく発展した国になった。マハティール首相の功績だろうか。
今回のツアーは、マラッカ観光とクアラルンプールの3泊4日の旅だ。ツアーに含まれた観光とオプション2つを組入れ、終日自由行動に多くを割いた。路線図を片手に、LRT、MRTを乗継ぎ、目的地まで行き、少し街を散策するのだ。やはりツアーで引率されるより迷いながらでも街歩きすると、そこに生活している人達と生で触れられる。印象にも残り、何時までも忘れない。日頃歩く歩数も少ないが、この日ばかりはたっぷり歩いた。因みに11日は15552歩、12日は18319歩だった。
 
ホテルから見たクアラルンプールの夜景 
日程    2020年              1月10日〜13日 
    1月10日(金) 関空出発22:00〜      約7時間のフライト  
  1月11日(土)  クアラルンプール4:10 着。軽食後マラッカへ観光。クアラルンプール観光。夜はOPでKLタワー夜景観賞とジャランアロー散策   宿泊:クアラルンプール、サンウェイプラトホテル 
  1月12日(日)  自由行動:  電車(LRT、MRT)に乗って街歩き。ブキッ・ビンタン、セントラル・マーケット他。 夜は、OPでクアラセランゴール蛍鑑賞 
    1月13日(月) プトラジャヤ観光(バスで約60km走行)プトラモスク及び首相官邸
クアラルンプール発14:15〜関空21:40着 


 1月10日(金  1日目
   関空からクアラルンプールへ
  エアーアジアの機上は初めての経験だった。LCCは格安なので機内は寒いとネットの書き込みが多かったが、今は冬なので、服装もそのままで良い。現地に着けば夏服に着替えれば良いのだ。因みに出発時の大阪は6℃、マレーシアは30℃。しかし機内は思った程寒くは無かった。確かにLCCだけに座席モニターが無い。水、食事、その他機内サービスは別途料金は掛かるが、前の座席間隔は左程狭くもなかった。 飛行機も古くは無かった。
フライト時間は約7時間、22:00出発のクアラルンプールに4:00到着。皆静かに眠っているので、こちらも釣られて眠れた。
     
 第一ターミナル22:00発 座席モニター無し  機内は既に就眠モードだった


 1月11日(土) 2日目
   到着後、マラッカへ。午後よりクアランプール観光。
  マレーシア発祥の地ともされるマラッカはマレーシアの古都。15世紀にマラッカ王国が誕生し、その後ポルトガル、オランダ、イギリスと欧州列強国に支配されながら独特の文化が生まれた。他に類をみないユニークな街は、2008年にペナン島・ジョージタウンと共にユネスコ世界文化遺産に登録される。今回のツアーはペナン島には行かない。
主な見所として、海峡モスク 青雲亭 キリスト教会 オランダ広場 セントポール教会 など観光する 
     
トイレ休憩のSAで試食。 フォーに色んな具をトッピングするのだが、辛めの余り美味くは無かった トイレかと思いきや礼拝堂だった。
AM 6:40でも礼拝者多数。1日5回の礼拝
 海峡モスクの正面入り口
     
 海峡モスク 門の中は信者のみ 。土足厳禁 後方がマラッカ海峡
     
正面にチャイナタウン(ジョンカー・ストリート) チャイナタウンらしい雑貨 可愛いねぇ〜
     
青雲亭 
1646年、中国から運んだ資材で建立 
屋根には魔除けに動物や人の像が飾られて  屋根の裏側四隅にポルトガル人の像がある。
その昔、ポルトガルの植民地時代の証として 
マラッカ 
イスラム教を導入したスルタン王国は、マレー世界の原型を作ったと云われる。15世紀初頭、この王国が繁栄を支えたのがマラッカ海峡。しかし、アジア侵略を進めるヨーロッパ諸国は、ポルトガルから次々に外国支配に、この半島全土に及んだ。町に残した史跡はその事実を今に伝えている 
オランダ広場     
     
 オランダ広場前のロータリー マラッカ歩きの目印となるオランダ広場
東南アジア最古のオランダ建築
マラッカ川。後方にオランダ広場  
セント・ポール 教会    
   
「セント・ポールヒル」頂上にあるセント・ポール教会・礼拝堂史跡。1521年ポルトガル軍によって建立。キリスト教(カトリック)伝来する  若きフランシスコ・ザビエルが宣教していた。
その後、日本に行き宣教した。彼はカトリック派である。
 屋根のない教会史跡。その訳は歴史の深い意味がある。マラッカを支配したポルトガルはカトリック、その後支配したオランダはプロテスタント。メンテされないまま見放された。


 クアラルンプール観光
 マラッカからクアラルンプール(バスで約2時間)に戻り、午後からクアラルンプールの観光名所巡りである。新王宮、国立モスク、ペトロナスツインタワー、KLタワー、そして庶民の味、屋台が密集するジャランアローを散策。
   新王宮
 
 
     
 現国王の住居で王室行事の会場でもある   2011年旧王宮から移転した。 夜にはライトアップされる 

 国立モスク
ブルーの屋根が特徴で、イスラム芸術を現代風にアレンジした造りになっている。 
     
左が現在の時間、それ以外は礼拝の時間を
示す。 
観光者は礼拝堂に入れず、信者のみ  女性は モスク内はロープ着用
(観光者用に貸してくれる) 
ペトロナスツインタワー及びKLタワーを見学 
ペトロナスツインタワー は452mでオフィスビルである。日本と韓国の建設会社によって建造され、1998年の完成から2003年までの5年間、世界で一番高いビルだった。この下のビルに高級ブランドや伊勢丹が入ったショッピングセンターになっている。
 
KLタワーは、通信タワーで、4年の工期をかけて1996年完成。地上276mの展望台があり、360度の景色が堪能できる。
帰りは、ジャランアローを散策してホテルに帰る。このジャランアローはアジア随一、異国情緒たっぷりの屋台街。たくさんの屋台が並び、どれもおいしそう。メニューもあるので指差しオーダーでOK。ジャランとは「道」のことでアロー通りの事。
     
452mのペトロナスツインタワー 。
右が日本、左が韓国の建設会社が建造
KLタワー(276m)、通信タワーである。  KLタワー展望台内部 
     
 KLタワー展望台から見た
クアラルンプールの夜景
ジャランアロー 通り 土曜日なのか外国人も含め大繁盛 
     
 色んな種類の魚介類  ボルネオ島特産のドリアン 羊の 丸焼き



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