感動のヨーロッパ3ヶ国 その2、ドイツ〜スイス編

旅の3日目

翌朝8時出発の為、目覚ましを6時30分にセット。しかし、一昨日からの強行スケジュールの為やや疲れが残る。やはりヨーロッパ三カ国巡りとなれば体力勝負。若いうちに行っておかないと身体が持たないな〜(^^)     とにかく歩く事が多い。日本だったらその目的地近くまでバスは乗り入れできるが、ヨーロッパの場合まず少ない。文化遺産巡りなるものは、必ずと言って歩く事を義務付けられる。遺産を残す為にも、敢えて現存のままで手を加えず断固として変えない。それが自然環境を保護し、綺麗な街、国づくりの原点になっているのだろう。
さて、能書きは別として、、今日はあの漫画作品「ベルサイユの薔薇」やディズニーの「シンデレラ姫」のモデルとなった夢の城、ノイシャヴァンシュタイン城(白鳥城)の観光だ。

ノイシャヴァンシュタイン城
周囲を湖や森林に覆われ、急峻な岩場の上に建てられた素晴らしい城であった。車は全て山の下の専用駐車場に。そこから徒歩か馬車、或いはシャトルバスで山の上まで。バイエルン国王・ルートヴィヒ2世が建設した白亜の城は、何と17年の歳月を費やし、お陰で国家財政を悪化させ、結果的に国から追放され不慮な事故死に遭った人物。僅か102日しか住まなかったという。中は撮影厳禁。絵はがきから参照
マリエン橋から見たノイシャヴァンシュタイン城 馬車で登る
城内よりマリエン橋と急峻な山を撮影 正面入り口。入場は予約時間制。遅れたらアウト

スイス側へ

インターラーケン
その後、国境を越えてスイスへ。昼食も挟んで7時間30分の長バス旅であった。車窓から見える景色は段々山沿いを走るようになり、気温も下がり始める。峠に差し掛かる頃より大粒の雨が落ちてきた。明日の天候が気に掛かる。やがてユングフ周辺への玄関口にあたるインターラーケンに着く頃に天候も回復。18:30分、ここで30分の休憩。
草原を走る 昼食はプラートブレスト(焼きソーセージ)
スイス側の国境 牧歌的な景色が延々と続く
春の草花が咲き乱れる美しいインターラーケンの街 遠く残雪の峰々を望み、アルプスへの期待が膨らむ

グリンデルワルト

インターラーケン(標高567m)から更に約40分程山手に上ったところにあるグリンデルワルト(標高1034m)が今日の宿泊地。気温も10℃位に下がっていた。目の前にドンと迫る雄大な岩稜。雪を被り簡単に登れそうにないような山。やはりスケールが違う。世界中のアルピニストが集まるアルペンリゾート。日本人観光客も多く、日本語観光案内もある。モンベル店もある。今夜はALPENBLICに宿泊だ。ホテルの窓から雄大な山が見える。部屋はやや狭いが私にとって快適だった。
ALPENBLICホテル 部屋の様子
夕食はラクレット(チーズポテト) 部屋の窓から見える雄大な景色