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            | 旅の4日目 
 
  ユングフラウヨッホ観光 
 翌日は終日自由行動。早朝の気温は9℃位い。少し肌寒かった。天気は回復し期待が膨らむ。グリンデルワルト駅はすぐ近く。便利な場所だった。やはり日本人観光客でいっぱい。
 自由行動の人達は、この周辺をトレッキングしたり色んな展望台にも行く事もできる。パンフレットも充実しているからチョイスも可能。私は折角ここまで来たのだからアイガーも見たい。だからOPでユングフラウヨッホ観光を選択した。
 WAB登山鉄道とJB登山鉄道を乗り継いでユングフラウヨッホ山頂まで行くのだ。
 9時02分発の電車に乗る。この電車はスイッチバック方式で、しかも車軸が自転車のギアがチェーンに入れるような仕組みになっていた。だからかなり急角度でも登っていく。駅をすぐ出発すると、そこはハイジーの少女が出てきそうな素晴らしい景色が展開したのだった。
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            | グリンデルワルト駅 | 左がユングフラウヨッホ、右がインターラーケン行き |  
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            | アルペンホルン。吹いてみたが上手く音がでなかった。 | 展望良く造られた車内 |  
 
        
          
            | スイッチバックで高度を稼いでいく。かなりの急勾配だった。右を見ても左をみても素晴らしい高原の景色。緑豊かな山村風景であった。途中3ヶ所の駅を通過して、やがてクライネ・シャディック(2061m)に到着。 |  
 
        
          
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            | 美しい景色 | 桜らしきものが咲いていた |  
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            | ドンドン高度を上げていく | 森林限界 |  
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            | クライネ・シャディックで乗換え。後方にアイガー北壁 | マスコット犬(セントバーナード犬3歳)がお出迎え |  
 
        
          
            |  アイガー 
 ここからが凄いのである。何とアイガーの岩盤をくり貫いてトンネルを造りそこを電車が走る。途中アイガー北壁駅(標高2865m)とアイスメール(標高3160m)で5分の停車。何と登山の難所、アイガー北壁の中の展望用窓より外の景色を眺められるから凄いのである。
 ここでアナウンスがあった。決して走らないように!ゆっくり歩くように!と。これは、急に高所に行った時、高山病(低酸素症)になりやすい。成る程、今まで3000m級の山に何度も登った事があるが、こんなに短時間で登った事がない。疲れか高所に身体がついて行かなかったのか、急に息切れや頭がクラクラするのを感じがした。まさか自分が・・・・・であった。深呼吸と水分補給、トイレをして高所順応を計る。子供の頃より憧れていたアイガーで倒れる訳にはいかないので(^
            ^ゞ ポリポリ
 展望用窓から望む景色は、まるで自分がアイガーの北壁を登攀中のように錯覚するような不思議な気分だった。
 ここを過ぎると標高3454mのユングフラウヨッホ展望台駅の地下駅に着く。このトンネルは1898年〜1912年に手掘りで掘ったという。明治38年〜大正元年の頃だよ〜!凄いね〜!!だから冬でも開通している。
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            | このアイガーの岩盤の中を電車を走らせているのだよ! | 標高3160mの氷海(アイスメーア)駅に5分停車 |  
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            | 展望用窓から外を見る | まさにアイガー北壁のド真中に展望用窓あり |  
 
        
          
            |  スフィンクス展望台 
 ユングフラウヨッホ展望台駅に着いて、ここに再集合時間までフリータイム。地下道を進むとスフィンクス展望棟に昇るエレベーターがある。約70mを高速エレベーターで昇ると、そこはガラス張の屋内展望スペースと屋外展望バルコニーがあった。快晴だと360度の大パノラマが展開するが、残念ながら西側のみ晴れる。その西側のユングフラウ本峰(4158m)と東側のメンヒ(4107m)の間にスフィンクス展望棟(3571m)があり、ユングフラウの凛とした美しさは神々しくさえあった。アイガーはメンヒの後方にあり、いずれもガスッテいたので撮影できず。
 天気が良かったので、雪原に降りてみた。少しザラメの雪質であった。スキーを楽しんでいる人達もいた。
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            | 名峰ユングフラウ(4158m) | スフィンクス展望棟(3571m) |  
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            | ユングフラウ雪原に立つ。日差しは眩しくサングラス必携 | スキーを楽しむ人達。雪はザラメ |  
 
        
          
            | ユングフラウ展望台駅の地下売店でショッピングした後、再びJB登山鉄道に乗ってクライネ・シャディックまで下山。昼食 は、ここのレストランで。昼食後またWAB登山鉄道に乗換えてグリンデルワルトへ。
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            | 昼食メニュー。鶏肉にポテト、ベーコン、チーズ焼き | 山の天候は変わりやすい。13時過ぎると時雨れてきた。 |  
 
        
          
            |  ジュネーブへ 
 グリンデルワルトから今日の宿泊地ジュネーブまで専用バスで移動。
 ホテルはレマン湖から少し離れたシャヴァンヌ ド ポジ。スイスでありながらここはフランス語圏なのだ。
 すべてフランス語で従業員も気位が高い。夕食も他の外人と離され、また各テーブルに出されたミートフォンジュが煮えが悪く変えて貰うよう添乗員から交渉しても知らんぷり。挙句に各テーブル全員が食事を終わらぬ内はデザート出さぬというから徹底している。極め付きは、朝食に出されたのはパン2個とコーヒのみ。全員ブーイングであった。(*'へ'*)ぷんぷん
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            | CHAVANNES DE BOGIS | 寝室 |  
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            | 夕食はミートフォンジュとデザート。 | 朝食は、これだけ! |  
  
 
    
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