3日目
ヴェネツィア(ベニス)
ヴェネツィアに入る為に、今も部外者(観光客)は税金を払ねばならない。 これは昔のヴェネツィア共和国時代の名残で、現在のヴェネスト州の州都税として活用されている。 バスはイタリア側にある所管場所で手続きしてからヴェネツィア本島側にあるサンタ・ルチア駅まで鉄道兼車道の長い橋を渡るのだ。 そこから本島内部へはバスや乗用車は乗入れ出来ないので、運河の町での移動は徒歩又は水上交通に頼る事になる。 我々一行は水上バスに乗換える。生憎天気も悪く、小型船は大揺れしながらサン・ザッカリア停留所まで。 このヴェネツィア本島全体が巨大な運河島になっており、その運河は網の目の様になっていた。 別途マップ1参照 |
水上バス乗り場 | サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 | サン・ザッカリア停留所に着く |
運河が主な輸送手段となっている | 今でもゴンドラが200艙以上あるとか | ゴンドラで町を遊覧 |
ヴェネツィアの中心はサン・マルコ広場で観光のハイライトといえる場所である。大勢の観光者で一杯だった。 丁度、この時期この国の中学生?修学旅行なのか我々の泊まるホテルも行く先々でも一緒になった。 特に女性の肉体的発育は目を見張るばかりで、男性の方がハリーポッターのような可愛らしい顔立ちとのギャップに 驚かされる事しばしば。(^^ゞポリポリ 観光用のゴンドラに乗ったり、サンマルコ寺院やヴェネツィアングラス製作の実演など時間もあっという間に過ぎてし まった。特に高さ96mの大鐘楼から見下ろしたヴェネツィアの360度の展望は見ごたえがあった。 ただ、このヴェネツィアの悩みは段々水位が高くなり、満潮が重なるとこのサンマルコ広場は水浸しとなる事多いら しい。その時の為高床式通路を並べて凌いでいるとか。今に水没するのではないかと他人事ならぬ心配だ。 |
水に水没したとき使う通路台 | サン・マルコ広場 | サン・マルコ寺院 |
ドゥカーレ宮(共和国時代は政治の中枢) | 運河の橋が生活路 | ヴェネツィアングラスの実演 |
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 | サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 | 東方面の展望。下のドームはサンマルコ寺院 |
昼食はこの町内でイカ墨バスタを食べる。昔の日本女性がしたような歯が真っ黒(お歯黒)になるよと聞いていたが、さしてグロデスクな程黒くは成らなかった。でも味は美味かった。 この後、また水上バスで元の船着場に戻る。朝天候不良でよく見えなかった地中海クルーズの大型観光客船が晴れた海に美しい姿を見せていた。そしてトイレ休憩も含め革製品の工場兼販売店に立寄る。トイレと言えば、イタリアではレストランやお店(販売店)以外は何処でも有料トイレになっている。50セントユーロだった。 そして、今夜の宿泊地(フィレンツェから北西に約13キロ、車で約30分)のフィレンツェまで約3時間30分のバス走行。19時30分にホテル到着。別途マップ2参照 |
イカ墨バスタ。味は良かった | 路地にもホテルが多数 | カーニバル用仮装仮面(拡大あり) |
地中海クルーズの大型観光船停泊 | フィレンツェのデルタホテル | 綺麗な部屋だった |