南仏コートダジュールとプロヴァンス(2)


 3日目
 コートダジュール地方
                 ニース〜モナコ〜エズ〜サンポール〜ニース
モナコ
今日は終日観光だ。しかも天気に左右される場所だけあって気になるところだ。幸い朝から快晴で今日の一日は最高のご褒美になった。ホテルを9時に出発。モナコまで専用バスでゆっくり走行しても1時間足らず。ここは国連にも加盟する立憲君主制の独立国(人口約37,200人).。フランスとは全く違った個性を持った国。国の20%がモナコ国籍のモナコ人、残り80%が何と外国籍という珍しい観光立国の国、とガイドの説明。サッカーの中田もマンションを持っているとか。
有名なのがカジノとモナコF1グランプリレース。ともかく金持ちが住む町という印象が強かった。
車窓から見えるニース方面 途中の港町 モナコ海洋博物館地図添付
大公宮殿から見る東側のモナコ港 大公宮殿から見る西側のヨットハーバー モナコ大公宮殿

エズ村
コート・ダジュールの数ある鷹ノ巣村の中で一番お勧めの村と言われている。そもそも中世の頃、トルコ・アラブ・ムーア人の攻撃から逃れるため、相手から見えない場所に村を造ったのが始まりと言われている。その数100を下らない村がこのコート・ダジュールにあるという。
そのエズ村は、海抜420m、空に限りなく近いおとぎの国だ。海から垂直に切り立った崖の上から見る地中海の美しさはたとえようもない。
今は観光用の店が狭い階段沿いに建ち並び、ついついと引き込まれそうな手工芸品のアトリエとショップになっていた。
エズ村(案内図あり) エズ庭園から地中海の眺望 切立った崖に道が作られている
エズ村から他の村の眺望 おとぎのような雰囲気 手工芸品のアトリエとショップ


サン・ポール・ド・ヴァンス
数多くの芸術家を惹き付けた美しい村、サン・ポール。イブ・モンタンもこの村を愛し、結婚披露宴の場所にも選んだとか。大きな噴水が水をたたえ、小さな道の両側には16世紀〜17世紀に建てられた家々が並んでいた。豊かな自然に囲まれて中世の村と現代美術の両方が楽しめる贅沢な場所だった。芸術家のアトリエやギャラリーも多い。ニースの風景をモチーフにしたパステル画が余りに綺麗な上、僅か40ユーロ(額縁付)という安さだったので思わず購入。また、この村の城壁を外に出た奥にシャガールの墓が埋葬されていた。花壇一杯に彩られた墓も多く見られ、ユダヤの印も多かった。
コートダジュールで最も人気のある村 おしゃれな店も多い 狭い道幅
今も現役、水飲み場 水を飲む人 絵になるような雰囲気
ギャラリーも多い 村の高台より シャガールが眠る


ニースに戻る
ニースに夕方戻り、食事タイム迄に少し時間があったので、再度トラムに乗り昨日の買物不足の買い足しに出向く。昨夜土地勘もなくただ慌ただしく時が過ぎたので、今日はゆとりを持って時間を使う事ができた。夕食後歩いてウインドショッピングしながらゆっくりホテルまで歩いて戻る。
高級店が並ぶ通り 5日後のカーニバル用桟敷席の準備中 ライトアップされたジャン・メドサン通り



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