スペイン情熱紀行8日間(3)

4日目
       セビリア市内観光

セビリアはアンダルシア地方の中心都市で、何といってもフラメンコの本場。あちこちで路上ギター演奏が見られる。
まず訪れたのが、スペイン広場。1929年、セビリアで開かれた万国博覧会場のパビリオンとして使われた。立派すぎてかなり金を使ったのだろうな〜?
黄金の塔、敵の侵略を監視するための望楼だった。かつては塔の上部が陶板で覆われていたからこの名が付いたという。
近代的な路面電車(メトロ)、騒音出ぬくい線路、カテドラル付近では、架線を外した切り替え方式も行われ、環境に配備した優れものだった。お馴染みの路上ライブならぬフラメンコ演奏、随所で見られた。
スペイン広場
内部に入ると 左側 正面
右側 内側通路 スペイン各州の紋章と州に関連した
モチーフのタイル絵が飾られている
黄金の塔 路面電車 フラメンコを弾く人
カテドラルとヒラルダの塔
スペイン最大規模を誇る街の大寺院(カテドラル)と街のシンボル「ヒラルダの塔」。そして近くには闘牛場もある。カテドラルはヨーロッパでも3番目の面積を誇り、内部はコロンブスの墓やゴヤなどスペイン巨匠の絵画も飾られている。またヒラルタの塔は高さ98mで階段でなくスロープになっていた。これは王様が馬で登れるようにした為という。展望台からセビリアの街が一望できる。勿論登ってみた。約10分程で行ける。また、このカテドラルに入るためには結構入場制限が厳しい。その為その時間調整が必要だった。我々ツアーは予め予約を入れていたから割と時間ロスなく入れたが、個人で入ろうと思えば、かなり待たされるという。
カテドラルとヒラルダの塔 観光馬車も多く停車していた 高さ98mのヒラルダの塔
大きな礼拝堂内部 祭壇も半端じゃない コロンブスの墓
縦型パイプオルガン
並みはずれた大きさ
「ヒラルダの塔」展望台より 沢山の鐘が一斉に鳴り出す

ミハス散策
セビリアの後、ミハスへ237キロ/約3時間30分の移動。ミハスはアンダルシ地方を代表する美しい白壁の町並みが見られる。
ローマ時代から古い歴史を持ち、山の中腹にあった。多くの観光客の訪れる観光スポットの一つ。
町の全体的な雰囲気 重なるように建てられた家々 遠く眼下に地中海を望む

グラナダへ移動
その後、グラナダへ約160キロ/約2時間15分移動。グラナダへ到着し、ホテルにチェックイン。古風なホテルで、翌日観光のアルハンブラ宮殿の麓にあった。ホテルで食事をして、すぐ迎えの車に乗ってグラナダ名物の洞窟フラメンコショーを見に出かけた。大勢の人でごった返していたが、我々予約組は一番最前列に座る。
間もなくショーが始まった。あのフラメンコギター伴奏と歌に、踊り手がつま先やかかとで床を鳴らしリズムをとり、また手の動き、或いは両手にカスタネットでリズム良く十数分間続く。終わった瞬間、踊り手は息も荒々しく深呼吸を繰り返す。いかに激しいかを物語るようだった。さぞかしダイエットに効き目があるかも?最近日本で若い女性がフラメンコを習っているとよく耳にする。私の一番気になったのは、ギター奏者のギターが、今私の持っているフラメンコギター(手作り製)と同じ?ようだった事だ。と云うのが、昔(40年前)、先生お下がりのギターをボーナス叩いて買った代物だっただけに、少し嬉しかった。今も大事に保管している。但し今は弾いていないが・・・・でも曲は少し覚えている。
グラナダへ160キロ走行 今夜宿泊のホテル(4つ星) 部屋の内装
男性の踊り。カッコ良かった。 ギターと歌い手に合わせて ライトアップされたアルハンブラ宮殿



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