スイス・ベストハイライト8日間(3)

   5月1日(火)5日目
   ホテル出発〜絶景列車ユングフラウ登山列車にてユングフラウヨッホへ


























 今日は、午前中はユングフラウ観光、下山後の午後はウェンゲンでフリータイムというスケジュールになっていた。朝から小雨模様で
ユングフラウはやや期待薄。でも11年前の天候の良い時に行っているので、別の角度からの再訪なので、それなりに楽しめそうだ。

背景画像は、ラウターブルンネンの谷。氷河に削られて出来たU字谷には、高さ約300mの断崖が両側に迫り、無数の滝が流れ落ちる。
谷が小川となり、水と緑の匂いが谷いっぱい満たし、花々が咲き乱れる桃源郷のような村に文豪ゲーテも感動したと云われている。
     
 小雨降る生憎の天気だった。2℃
今の時期はオフシーズンで町は閑散としていた
 ウェンゲン駅→クライネ・シャイデック→
ユングフラウヨッホ駅までの略図
綺麗な乗務員さんが切符切り
     
クライネ・シャイデック到着。ここで乗換え。
グリンデルワルト発からの合流地点でもある。 
ユングフラウ鉄道に乗車 。
もう一面銀世界であった。(標高2061m)
 11年前に比べ、随分新しくなっていた。
     
 ユングフラウヨッホ駅に到着(3454m)
空気も希薄になり、ゆっくり歩く事。
駅周辺を掘り広げ、色んなエンターティメント
施設として充実させていた。
昔は、固い岩盤をダイナマイトで爆破しながら
トンネルを掘り続けていった。(映画より)
     
スフィンクス・テラス展望台(3571m)は強風雪で
視界悪し。気温−7℃ 。体感気温はそれ以下で、
5分も持たないくらい寒かった。
   晴れるとこの様な展望になるのだが・・・
前にメンヒ(4107m)、後方にユングフラウ
(4158m)などが見える。 
      氷の殿堂 (アイスパレス)
氷河にトンネルをくり抜き、迷路の空洞や
氷の彫刻など多数展示。


     
クライネ・シャイデック駅前で昼食  ウェンゲンに戻る 。PM13:30 6℃ 7月上旬のシーズンになると人で埋まる 
     
 ウェンゲンは殆どリゾート用の貸別荘が多い BOB鉄道は絵になるような構図だ  牧歌的な素晴らしい景観(画像クリックで拡大) 


  5月2日(水)6日目 
   ウェンゲン→ラウターブルネン〜クールへ。クール→絶景列車レーティッシュ鉄道
     アルブラ線でフィルスールへ。ハイジの原風景マイエンフェルト観光〜チューリッヒへ
 今日で6日目、今回の旅行も終盤に近付いてきた。2連泊したウェンゲンからチューリッヒへの移動だ。その移動手段もバスと列車を交互に乗り継ぎながら、ハイジの原風景を観光しながらチューリッヒに入るという算段だ。
ハイジは1880年にスイスで生まれた女の子で、アニメで世界的に有名になったベストセラーの故郷で、小さな村マインフェルトが舞台であった。何度か「アルプスの少女ハイジ」をテレビで見て、ほのかで癒される風景に引き込まれていた記憶がある。実際訪れた印象も、自然が醸し出す雰囲気とアニメの世界とに全然違和感は感じないほどだった。
     
ウェンゲン→ラウターブルネン間の車窓より  落差約287mのシュタウプバッハの滝  ラウターブルネンよりバスに乗換えクールへ 
     
 5000年の歴史を持つスイス最古の町クール クールからレーティッシュ鉄道
アルブラ線に乗換え フィルスールまで乗車
絶景を撮りやすくするための専用車両
窓を開閉できるようになっている。 
     
 電車車窓より  絶景ポイントに差し掛かる あっという間の通過だった 
     
 一面、お花畑の世界 フィルスールで下車。ここで専用バスに乗継  一路 マインフェルトへ


ハイジの原風景マイエンフェルト観光     
     
「アルプスの少女ハイジ」のモデル人形  西洋と日本とでは、ハイジの顔が違う   牧歌的な雰囲気に癒される
     
 ハイジハウス 草原の道  ヤギの放牧 


  5月3日(木)7日目 
   帰国日
 今回の旅行の天気は全体的にはあまり良くはなかったが、山の気象からすればまずまずだったかも。ある程度見たいところは見れたので。
昨夜はチューリッヒ空港近くのモーベンピック エアポートに宿泊した。そして今朝は7時出発だが、空港に近いので、何かと利便性が良かった。
     
 モーベンピック エアポート 寝室は清潔感があった   スイスフラン=約114円(5月現在)
     
  昨夜の食事。
美味かったが食べ過ぎ、翌朝まで消化不良 
 チューリッヒ〜フランクフルト経由〜関空へと



  5月4日(金)8日目 
   関空到着7:45着
 今度の旅は、スイスだけを中心に旅行してきたが、やはり何処を見ても綺麗な国だったという印象が強かった。
物価はかなり高いが、保守的な国民性と勤勉さが我が国と良く似たところがあるように感じた。それも国土の大半が山に囲まれ、ある意味日本の島国と同じ境遇に似通っているのかも。。初任給の平均が40万、平均所得は800万〜1000万、とても裕福そうに思えるが物価が高いので、差引きゼロ。医薬品が全体の65%、精密機械(時計)は20%、酪農、農業3%が現在のスイスの実情とか。教育費無料、何から何まで国民投票、世界一投票所に通うスイス人とか。
この様に、色々勉強にもなった。機会あったら、ハイキングでもしてみたいな〜!!




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