ロシア7日間(2)

5月4日(土) 3日目
サンクトペテルブルク市内観光       
           聖イサク寺院(入場)  青銅の騎士像  血の上の教会  ペテロパブロフスク要塞       
イサク聖堂は規模にかけては世界でも指折り。現在の聖堂は4代目になり、フランス人の建築家の設計で40年の歳月を費やして建設されたものだ。もともと軟弱な地盤の上に、これだけ巨大な建造物を建てるのは容易な事でなく、土台造りだけでも5年費やしたと云われる。内部はロシア正教会であるから十字架でなく、中央にはイコノスタスが掲げられ、絵は著名な画家によって描かれ、椅子とか祈りの台もないのですっきりしている。ロシア人は長時間立つのは平気らしい。
     
 イサク聖堂正面 内部は宗教画で描かれ、椅子もなくすっきり 金色輝く直径25mのドーム。高さ101m
     
「聖母マリアの栄誉 」   柱を立てる装置の模型 


     
 元老院広場
左にイサク聖堂、右「青銅の騎士」
「青銅の騎士」 
後方に旧元老院
「 血の上の教会」
 純ロシア風教会で、現在修復中
     
 「 血の上の教会」 ペテロパブロフスク要塞
(外観のみ) 
昨日(3日)早朝、強風雪の中撮影した画像
(エルミタージュ美術館側から撮影)


エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿は、1724年ピヨートル大帝の妃エカテリーナ1世の為に建設されたものである。その後、女帝エリザベータの命により 1752年からバロック様式に大改装され、更にエカテリーナ2世の時にクラシック様式に改装され、現在はバロックとクラシック、その両スタイルの豪華な競演を目のあたりにする事ができる。
バロック様式に映える青が涼やかで印象的だ。黄金に輝く装飾も美しく、とりわけ北棟側の礼拝堂の上に建つ5つのドームが目立つ。内部に入ると黄金の彫刻や床、鏡などあらゆる角度に反射し、まばゆいばかりである。必見の部屋と言えば、やはり「琥珀の間」で壁一面に琥珀のパネルで覆われている。但し、ここはカメラ類全て撮影禁止となっていた。
     
 北棟側正面入り口より  東側敷地内  南側
     
大広間
大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に謁見した部屋 
絵画の間   緑の食堂
     
 「琥珀の間」
ネットより転載
 エカテリーナ2世  眠れる天使


サンクトペテルブルクは綺麗な街だ。街並みもヨーロッパと似ていて、ビルの高さ制限がされているから落ち着いた雰囲気がある。また運河も多いからヴェネッチアにも例えられる水の都。
ホテルに帰る道中、バスの車窓から見えた風景やレストランで食事したものを少し。今のロシア都市部は生活水準が良くなったのか、又は貧富の格差が大きくなったのだろうか?
     
サンクトペトロブルク近郊の電車 運河クルーズ船   人気のビールにポテトサラダ



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